一絃琴の紹介 ≫ |
≪ 一絃琴楽風会 ≫ 一絃琴は、たった一本の弦で奏でられる哀愁を帯びながらも凛とした音色をもつ楽器です。 |
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―《 一弦琴の精神 》― 一弦琴は一本であるが故に素朴で質素な楽器です。しかし、一本であるが故に奏者の心の音が弦を通して響くのです。中国の諺に「知音」という言葉がありますが、音はその人の感情思いを表してくれるものです。この一本の弦から弾かれる小鳥の囀り、虫の音、川の流れ等の自然の音は心を清々しくさせてくれます。又、一本の弦から発せられる様々な音色に驚かされると思います。 |
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一弦琴が隆盛を留めたのは江戸時代中期から明治時代初期迄です。そこには復古思想を唱えた公卿、国学者、伊勢神宮神官、勤皇の志士達の存在がありました。それは、「やまとごころ」なる「日本人の和歌のこころ」、たまごころなる「敷島の道」である和歌を唱和する格好の楽器であるという当代では極めて意趣な楽器であったわけです。 そこで、日本人の「やまとごころ」の精神のなんたるや・・・を現代人に聴いて頂く為に、万葉集、古典の和歌を弾き語ると共に、万葉人が述べた日本人の言葉に宿る言葉の力とは「言霊学トーク」のライブ演奏活動を行っています。 |
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―《 日本のこころを語る 》― 一、「須 磨」(在原行平) わくらはに問ふ人あらば・・・ |
―《 遥かなる古の響き 》- |
現代の騒がしい生活の中で、自分をゆっくり見つめ直したい等、哀楚を帯びた一弦の琴の音は自らを浄化し、幽玄の世界へ誘ってくれることでしょう。 私達は、このように日本の古典文学と関わりの深い一弦琴を一人でも多くの人に聴いて頂く為に演奏活動を行っています。学校での邦楽授業に取り入れて見て下さい。国語、古典、音楽の授業に最適です。少人数をはじめ、集会の 余興、講演などの集まりでもお伺い致しますのでご連絡下さい。 電話 0594-21-5921番 |