当道場の特色に、現代では数少ない「霊動法」の指導があります。「霊動法」は古神道行法である鎮魂呪法より創案されたものとされています。大正時代に「霊動法」を考案し活躍した「霊動法」の先駆者である岐阜出身の田中守平、伊勢出身の松本道別の両氏がおられます。その人達によって昭和の中期にかけて、当時の治療家、医者の人にも影響を与え「霊動法」を習得され、現実に治療法として活用されていました。その中の一人で、私の知人で今は故人となられた東京の医者から「霊動法」の称賛と伝承のお言葉を頂き、当時の話を伺ったことがあります。「霊動法」の素晴らしさとその即効性を懐かしく語っておられ、医者とは言えその療法は認めておられたようで「霊動法」の存続復興を願われていた一人でもありました。このように「霊動法」が流行った一つに難病の人の治癒、霊学、霊能の開発、健康法があります。松本道別の弟子として活元運動を取り入れ、一般に分かり易く指導されたのが「整体」を考案された野口晴哉です。 「楽古舎」の「霊動法」は田中、松本両氏からの「霊動法」の流れではなく、彼らの原点とされる古神道行法「ハフリの行法」を私自身20代半ばから修業していた審神神事より生まれる自然発動の霊動を体系化したものです。 そもそも息吹呼吸法とは古神道行法の「天つ息吹」より採用したものです。

身体に振動を与えてやることにより、体内の気が躍動して体外へ発散しようとする気が生まれます。行法を行うだけで、体内エネルギーが高まり、速やかに体温の上昇を直に肌で感じることができます。  現代では欧米で研究注目されている「バイオ・レ・ゾナンス」の振動法は、わが国ではすでに古代おいて古代医療として活用されていました。 世界でも稀なる我が国固有の霊動法は気を生み、気を活用させる事より、代替療法としても健康においても最良の健康法です。「振動医学」としても今後の療法に活用されて行く要素を十分に持っています。 霊動法は「自発動」と「受発動」に区分されます。体に「ゆらぎ」の波長を与える事により、微妙な振動が波長となって滞っている気血の流れを促し、緩やかな体の振動は気が安定して精神を落ち着かせ、心に安らぎを与えてくれます。神経系統のバランスの調整を行い、ホルモン分泌、免疫力を高めてくれる事より心身のバランスを良くしてくれます。

〇、 「自発動」は自分の意思で動くのでなく、無意識的に体が自然と勝手に動く自然発動を言います。自発動には魂結び、鉾立があり、神南備神法、コゴトムスビ神法は「円居の気」と言われるものです。 「円居の気」・・円座になり拍手、言葉を掛けてやることにより、体が勝手に動き出す「自発動」の行法。
〇、 「受発動」は自らの意識で体に振動を与える事で「鉾動法」「渦動法」があり、体内の気血の流れを促す事に重点を置いています。 ・、「鉾動法」・・鉾組み手にして、その鉾を回しながら体内全般に振動を与える行法。 ・、「渦動法」・・体の力を抜いて手で円をかきながら自由に体を動かす運動。
〇、 「古気道」行法は、体のねじれと「気」を生み出す修練の為に体系化されたもので、体の筋肉をほぐし、全身の気血の流れを促す運動。

 

古氣道行法には十六手の形があります。それは古典に基づいた名称、振動法による体の動き、呼吸法と合わせた「気」の鍛練法、古神道行法により生まれた霊動法というように、様々な体の筋肉の動き方と全身への気血促進の働きが取り入れ られています。

「古気道霊動法」 研修会式次第

一礼 教訓唱和

  一、 [振 魂] 鳥船行法
      ・、朝夕に 神のみ前に 禊して すめらが御代に 仕えまつらむ
・、遠つ神 固め修めし 大八洲 天地共に とはに栄む 
・、天つ神 地祇神たち みそなわせ 思い猛りて 我がなす業を
  二、 [息吹呼吸法] 鼻口鼻頭の呼吸法(、百会百陰の呼吸法、ふいごの息(後頭部で手を組む)、足心呼吸法、息上げ・息下ろし、息ふいご、口門呼吸法、無想の息 丹田呼吸法。
  三、 用気法二十手
  四、 [発声法] 阿息行法、母音発声法、発声共鳴振動法、気合術
  五、 [霊動法]霊動受動法(意思発動) 鉾動法三十手・渦動法二十手。
  六、 [ 古気道]十六手 呪振りの気、フツヌシの気、鶴の舞、カシハデの気、コゴトムスビの気、ミイブキの気、風の行、水の行、雲居、ウズの気、比礼振り、エヨウドの気、神来の気、オノコロの気、壺の手、ハフリの行。
  七、 [霊動法]二十手 霊動自動法(自発動) 魂結び、鉾立その他
  八、 「円居の気」 神南備神法、コゴトムスビ神法、古気道行法
  九、 ミタマシズメ、踵の気
     
「呪振(まじふ)りの気」

イザナギノミコトが黄泉の国から逃げ帰る時に、追い掛けて来るヨモツシ コメを追い払う為に背に刀を振った故事による。「呪振りの気」の行法で行う「砂じり」の 作法は陰陽道の反閉(へんぱい)と言うすり足の動かし方です。反閉とは土地の霊を鎮めると共に吉運 祥福を呼ぶ星辰信仰によるものです。この足の作法は今日の武道、相撲の足の運びの基本 となっています。「楽古舎」では辟邪の祓いと共に、鉾組手を剣印としてわが国伝来の気の 鍛練法としています。

       
       
[効 能]
  〇、 霊気を高める。気の充足を図るには最適な鍛錬法。
  〇、 霊能開発 予知能力が高まる。
  〇、 中国気功にも取り入れらた様に気功術の原点であり、気功を高める。
  〇、 代替療法の施術への活用。
  〇、 人間性を高め、息とし生けるものへの生命の根源の究明と自らの魂の根源を探求する“かむながらの道”導入の入り口となる。
  〇、 滞っている瘀血をなくし、気血の流れを促す事より、健康状態に回復させる。
  〇、 気力、胆力を鍛える。
  〇、 体内の気を高めて生命力を充足させる。
  〇、 心身の鬱積をなくし、心身共にさわやかとなる。「気軽ければ病軽し」。
  〇、 心身療法、内臓疾患などの代替療法に活用。
     

[代替療法としての霊動法]

中国気功にも取り入れられた霊動法。霊動法は古代より我が国に伝えられた、現代版の気功術、整体術の原点です。霊動法こそ我国の「医療呪術」なる古代医療だと思います。
奈良の石上神宮の鎮魂行法はそれらしく形式のみを指導しています。実際には、自然に体が「布留部由良由良と布留部」と揺れて自然発動を起こし振動していくものです。振動が即ち「振るべ」「振る」「振れ」という事です。我が国の古代医療では「振る」事により振るい祓われると言う古代の神道観念があります。現代風に合わせると、洗濯機で汚れを洗い流し、脱水では水を飛ばして乾燥させると言う物理学の存在を、古代人は神宿る呪術として扱っていたのです。自らの体が自然に振れる事が大切であり、古代における「振動医療」となりうるのです。

  〇、

霊動と共に霊動で得た気を患者の患部に流してあげると手先が微妙に動いたり、手足の指先が暖かくなると言われます。又、患部以外の他の病の個所へと霊動の気は流れてくれます。病気で来られる患者と言うのは大半の人は1か所が悪いのでなく、それらに関連して至る所に故障を持っています。いわば、気血の流れが悪い所に気は流れてくれているのです。施術後、体の軽さを感じられるようになります。

  〇、

身体を振動させることにより詰まっている気血の流れをスムーズにさせてくれます。いわばホースの水が流れにくく詰まっている時にホースを引っ張て伸ばしたり、曲がっているところを伸ばしてあげると勢いよく流れる道理と同じです。体の血管流れを良くしてくれていると見たらよいです。

  〇、

体の一部の筋肉が伸びなかったり、筋が張っている時などに霊動法を行うと、霊動の動きによって自然と治癒されて行きます。筋肉の筋を伸ばしてくれます。

  〇、

霊動方は神道の鎮魂呪法よりより取り入れられていることより、古神道の性格を感じられる時があります。霊動法を行う時にその人の持つ因縁めいたカルマ、過去の潜在的トラウマ、又、家系にのしかかっている霊統が現出する時があります。いわば、古神道いうところの幽斎行法です。現出されることによって祓われたと言う言い方をしますが、その人の持つ邪気、病の気が浄化されたとも受け取られます。

  〇、 器具、薬品を使う事なく自らの自然治癒力を増発させるものです。安全かつ治癒力が高いです。
  〇、

細胞の活性化に有効的で細胞再生活用としての効用がある。悪性腫瘍を攻撃させる一つの手段でもある。

  〇、 「整体」の原点から考えれば身体調整としての効能がある。
  〇、 過去において活元運動として活用された時代の事を考えれば。これからの安全な代替療法として活用されて行く要素を多分に持っています。
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代替療法、施術へ取り入れられたい人は、我が国の古伝の古方医療を指導している「古医道セミナー」を受講ください。実践的に手技療法、癒手法を指導しています。

     
[教室開催の日程案内]
 

「場 所」 楽古舎道場 桑名市太夫
*、「霊動法」の指導は桑名道場のみです。
「日 時」 不定日 午前10時~午後3時(昼食なし) 随時受付。
「費 用」 10,000円
「準 備」動きやすい服着用。女性はズボン着用(着替えはできます)。
*、来場者は希望の日時を予約してからおいで下さい。
*、御修行されたい人は一人参加でも受け付け致しております。
*、参加されたい人は下記のアドレスへご連絡下さい。

メールアドレス jgpdw440@yahoo.co.jp

     

*、霊動法動画は「楽古舎ユーチューブ」に掲載しています。気の波動によって、ローソクの炎が左右横に揺れるでなく、伸縮の上下運動をしているのが分かります。
*、古神道行法では、気の気配を感じるものに火、煙、水、湯等を使用します。