●、木綿(ゆふ)

木綿は「もめん」「ゆふ」と読みます。「もめん」は綿花。「ゆふ」は楮と言う木からです。綿花の移入は天竺の人によって平安時代初期。楮の「ゆふ」は神話に出て来るように日本の昔からのものです。天の岩戸の前で大榊の下枝に白、青の布が結ばれていますが、白布が麻、青布が楮で出来ています。現在神社でも木綿垂(ゆうしで)、頭につけた木綿鬘(ゆうかずら)、襷を木綿襷(ゆうたすき)と言いますが、現在では麻か木綿(もめん)で代用されています。実際は楮で編んだ布のはずですが、すでに平安時代から麻が代用されています。此れを麻木綿(あさゆう)と言います。楮で編んだ布を太布(たいふ)、𣑥(たえ・たく)、𣑥布(拓布)と言って麻と同じく日本で古い衣服の布地です。
今が刈り取りの時期らしく楮の木を一束頂きました。一般的には和紙の材料ですが、私は神事用として麻の代用に使用するつもりで頂きました。刈り取ったばかりですので早い方が良いだろうと釜で煮炊き。2時間ばかしで皮を剥いて水につけて黒皮を剥いて出来上がり。後は乾燥具合を見るだけ。麻は植物ですので繊維が弱く切れやすいのですが、楮の紐の強いこと、引っ張っても切れません。自分で経験すべきですね。これででしたら縄文人も紐の代用として十分活用したでしょう。それこそ大岩を運んだのは楮の紐ではなかったでしょうか。実は楮の文化圏は石像があるイースター島まで広がるそうです。ポリネシア文化圏の自生樹木とも聞きます。麻、楮は古代の紐としての活用されていたことが実証されます。それがやがて神事用として使われるようになりました。いずれ「樹霊」の講義でも行います。

 
●、門松飾り

朝早くより松の枝、笹を取ってきて、庭の梅の木と合わせて、見事なものではありませんが「門松飾り」を作りました。近年「門松」を作る家も少なくなりましたが、私の家では何十年と毎年このように「門松飾り」をお手製で作っています。近くに松竹梅があるのも恵まれていますが、飾る事により正月だなと歳の瀬を感じる行事です。

 
 
古気道振動療法の案内=「古医道と振動療法」=

気血の流れを良くしてあげる対処法の一つに振動療法があります。当会では指導する振動療法は機械器具からの振動、波動ではなく施術者自らの手技療法の指導です。自らで行う事により、患者へ対する手加減が分かり、安心安全かつ、手技療法により患者の心身状態を知る事が出来ます。何よりも振動療法を行って行く中にESP能力(超感覚的知覚)が研ぎ澄まされることです。気の鍛錬もそうですが、人間の頭脳、体の運動は使わないとその機能は低下してきます。
振動療法は「振動医学」として、今後の療法に活用されて行く要素を十分に含んでいます。
 「日 時」 令和2年2月16日午前10時10分から午後4時
 「場 所」 貞准武館 東京都墨田区横川3-10-4 鎗田ビル1階
押上駅(スカイツリー前)B2出口・JR錦糸町駅北口出口徒歩10分 
「参加費」 5000円
 「人 数」 30名
 「内 容」 

午前中 講義 午前10時10分~正午(お昼休憩) 午後 実技 午後1時~午後4時
  1. 振動療法と現代医療への活用
  2. 我が国の伝承の振動療法
  3. 振動法と霊動法の違い
  4. 振動療法の各症状への適応性
  5. 振動療法の注意点
  1. 発声法からの振動法
  2. ミイブキ行法
  3. 受動法・自動法による振動法
  4. 振動療法の各症状への適応性
  5. 振動法による施術法
   
 *、 会場への人数限定がありますので、興味がある人は早めにご連絡下さい。人数がみたりましたら恐縮ながら次回の参加をお願い致します。
 *、 当会では振動法と霊動法とを区別して指導しています。一般的には振動法が振動療法として活用するのに理解しやすいです。
 *、 振動療法、呼吸法などに興味がある人はホームページ「楽古舎」を検索して下さい。
 *、 振動療法を深く学びたい人は「振動療法教室」を開催しております。
 「問い合わせ先」 楽古舎 桑名市太夫204 0594-21-5921番
質問等についてはメールでも受け付けております

 

●、冬至節会大祓式

楽古舎では一陽来復の冬至節会に大祓式を上げています。楽古舎の大祓式は神社神道で行っている大祓式ではなく、古神道行法に倣って煙による火の祓いを行い、一人一人の名前を上げて剣印を切り、息吹の祓いをかけて祓い清めます。祭典終了後は陽の色であり黄色のお粥を食べ、開運祈願の「ん」のつく食材を七種類頂きます。人形代を送って頂きました皆様、神風の伊勢の神宮一の鳥居がある桑名の海へ祓い流し清めましたよ。めでたき新年をお迎え下さい。

 
●、年中行事を楽しむ会 「冬至粥祭の案内」

「日時」12月22日(日)午前11時
「場所」楽古舎  
一年の中で昼間の時間が最も短いために太陽のエネルギーが弱いとみなされました「陰極まれば陽きざす」。それを「一陽来復」と言います。太陽の復活を意味することから黄色い食べ物を食べる習慣があります。黄色は邪を祓い病気を取り除くとされています。当日は黄色のお粥と「ん」のつく七種類の食事を準備しています。
*、詳細については問い合わせください

 
●、大嘗祭奉告祭

明治2年神祇制度改変と共に白川家は神祇伯を返還。それ以後、皇室では伯家神道は持ち入れられることはありません。そこで歴代の和学教授所の一門は陰ながら大嘗祭と合わせての祓いを修して参りました。大正天皇、昭和天皇は中村新子を始めとしての一門。大嘗祭奉告祭斎行の為に、その日は玉鉾会では参篭です。斎食と言ってもお茶、コーヒーなど飲むことは慎まれています。禁煙、食事を取らないのが決まりですが、夕食は「ぜんざい」のみを食べて悠紀の儀と合わせて斎行。主基の儀が終わり全てが終わったのが午前3時前。外へ出て北極星と北斗七星を拝す。これまでにない晩秋の星空でもありました。参加者も夜空を見る度にこの日のことを思い浮かべて頂けるのではないでしょうか。その後2時間ほど仮眠して早朝伊勢神宮へ参拝。参列者皆様には厳粛なお祭りと玉鉾会に伝わる和学教授所の本来の教えの意を理解して頂きました。

 
 
●、鎮魂大祭 11月14日

伯家神道を継承し指導している玉鉾会では、白川伯王家の鎮魂祭の古文献に基づいて「鎮魂大祭」を斎行して来ております。今年は大嘗祭でもあり、11月14日に斎行。大嘗祭でもあり全国から門人が集まって頂きました。いつもの時間通りに午前11時から始まって午後1時に終了。食事を早めにとって参加者全員で熱田神宮へ参拝。桑名へ戻りこの日は参篭です

 
 
●、落花生豊作

今年は落花生が近年稀なる豊作でした。もう少しおいておきたかったのですが、烏の害にあって収穫することにしました。烏は利口ですね。土の中にあるものでも透視力があるのか、正確につまんでくれます。烏は土中三寸でもわかると言います。網をかぶせても網を破ってでも食べようとするしつこさです。チョットした人間と烏の戦いでした。

 
●、長野県原村阿久遺跡の縄文遺跡見学 11月1日

長野県の縄文遺跡は度々訪れているのですが、今回は原村の阿久遺跡へ行って来ました。1975年の中央自動車の工事に忽然と出土した貴重な遺跡です。青森県の三内丸山遺跡が発掘される迄は日本一大きな縄文遺跡です。日本最古の環状集石(ストンサークル)が構築されていますが、現在は中央自動車道の下に埋没保存されています。博物館がなく、出土品は倉庫に眠っていますが縄文前期、中期、後期と奇麗に整理されています。諏訪から北杜市にかけては縄文時代の一大国家があったのではと、古代縄文時代に夢かられます。原村周辺を掘ればまだまだ眠りから覚めていない文化が埋没しているのではと思います。

 
 
●、楽古舎教養セミナー 「大嘗祭に祀る神々」

本年5月1日、新しい天皇が即位されて年号も「令和」となり、10月22日には国内外の来賓を迎えて「即位礼正殿の儀」が行われます。その後に行われるのが一世一代の「大嘗祭」です。11月14日の宵から15日の明け方まで大嘗宮で行われます。大嘗祭は古代からの遺風を現代に再現継承されてきたわが国独自の皇室の重儀です。それは神話に神習って斎行されるもので、神代の記事に倣って「天つ日嗣のオホキミ」となられるのです。此れを期として「大嘗祭に祀る神々」のお話をさせて頂きます。このセミナーにおいて大嘗祭と神話との関わりが理解できます。
〇、京都会場
「日時」 11月27日(水)午後1時~午後4時
「場所」 護王神社 京都市上京区烏丸通り下長者町(京都御所前)
「人数」  30名
「会費」 3,000円
「内容」①、「天皇霊について」。②、「大嘗祭と真床追衾」。③、「大嘗祭と伊勢神宮」。④、「大嘗祭と伯家神道の関わり」。
「お申し込み先」 楽古舎 参加者は事前に必ず連絡して下さい。
ホームページ「楽古舎」「玉鉾会」のメールからも受け付けております。
電話 0594-21-5921番

〇、 東京会場
「会場」 東京都江東区潮見の会場 (お申し込みの方に会場のご案内を差し上げます)
「日時」 11月24日(日)午後1時~午後5時
「参加費」「内容」については上記と同じ。

 
●、「神道講座」

「日時」 10月27日午前10時から11時30分
「場所」 市ヶ谷亀岡八幡宮 新宿区市ヶ谷
「会費」 2000円
第19回「大嘗祭と記紀神話」
平安時代から明治までの大嘗祭の斎主を行ってきたのが神祇官統領白川家でありました。大嘗祭は神祇官統領によって歴代行われてきたのです。そこで今回は大嘗祭と伯家神道との関わりの話を行います。。そこにはオホキミからアマツヒツギスメラミコトとして御位につかれ、内外に宣言されるまでのいきさつを知る必要があります。そしてその大嘗祭にお祀りされる神として宮中八神の神が存在しているのです。その八神は日嗣を継がれる時に登場される神としての働きをなされるのです。

 
●、「神道と医道」

「神道と医道」 
「日時」 10月26日午後5時30分
「場所」 ジェリコ 東京都港区赤坂
「会費」 3000円 
第10回「心身療法」その1
神道から見る心身症の対症法。そもそも宗教とは人間の心の部分を語るものとして古代より人々の生きる指針としてあるべき教えを諭してきております。今も昔も人々は心身症的なものでの煩いを持っております。そこで、神道にはどのような対処法が伝わってきたのか、神道から見る心身症の対症法をお話いたします。

 
●、重陽節句祭 

台風17号の影響から遠路来られる人を心配しましたが、意外にも雨の予報から一転して晴となり、重陽節句祭を斎行。神事は古神道行法に則って行い、この日のメインは宮中でも食されていた「萱粥の神事」です。食材は我が家で取れた無農薬野菜で作った料理。新暦9月9日が重陽節句ですが、その日でしたらすすきのの穂が出ていないので旧暦に近い日になってしまいます。神社によっては古くより薄の穂を使った萱の神事は残されています。それは秋の実りと共に穂を積むことより「穂積」をススキと読む古代からの縁起によるものです

 
●、年縞博物館 

縄文文化遺跡を訪ね歩いている私としては、以前から古代の年代設定に疑問を持っています。本当にその年代は正確なのかと。それが間違っていると世界の歴史は変わってしまいます。それを解決したのが三方五湖の水月湖の年縞です。年縞とは採取された縞模様の泥が「年縞」です。水月湖の年縞は7万年45mも連続して積み重なっているそうです。年縞によって過去の気候変動、天変地異を知る事が出来ます。この水月湖の年縞は「世界標準の物差し」になっています。それによって、これまで設定された考古学の年代に多少のズレが発見されました。年代測定の制度を従来より飛躍的に高めたのです。北陸、若狭へ行かれたら一度はお立ち寄りください。

 
●、若狭三方縄文博物館見学

20年ぶりに三方五湖へ行くと、いつの間にか舞鶴若狭自動車道が出来ていてビックリ。「若狭三方縄文博物館」が出来たのも知りませんでした。実は40年前鳥浜貝塚、ユリ遺跡出土の丸木舟のニュースを見て、当時、そちらの出土資料を送って頂きました。今回見たかったのが丸木舟、漆塗りの櫛、それと隣接の年縞博物館です。現代でも身近な栗、クルミ、荏胡麻等を食べていたようで、縄文時代の食べ物も掲載されていて、縄文時代の生活様式が分かり易く説明されていました。この地のの縄文人は三方五湖に守られている事より定着型の農耕文化をいち早く取り入れていたのかも知れません。

 
 
●、「神道講座」 

「日時」9月29日午前10時から11時30分
「場所」市ヶ谷亀岡八幡宮 新宿区市谷
「会費」2000円
第18回「大嘗宮と北斗七星」
天文知識が入ってきた飛鳥時代。その天文知識は後の律令制度を確立するのに大いに活用されます。その先駆けとして神事、祭祀における神祇制度です。天文学に当てはめられた大嘗宮の建設様式。伊勢神宮の神殿の位置。時の知識人の頭にはいつも見慣れている昼夜の大空に、それまで地上の自然の神から、新たな天空の宇宙の神を見出すのです。北極星、北斗七星の宇宙の大輪の中心に君臨するその輝きは王座そのものの輝きです。その輝きは砂漠の民人から遥か日の昇る東海の地へ持たらされてきました。

 
●、「神道と医道」

「神道と医道」 
「日時」9月28日午後5時30分
「場所」五反田文化会館 東京都品川区西五反田
「会費」3000円 
第9回「言霊学と振動医学」
日本には神代の昔より言葉にミタマがあり、霊力があるとされています。それをうたったのが万葉集の歌人である柿本人麻呂、山上憶良など宮廷歌人と言われる人達です。彼等が生存していた時代に既に「言霊」の霊力が生活の中に反映されていました。言葉は共振共鳴から生まれます。その言霊の持つ言葉から発せられる波動があります。共振共鳴から発せられる波動です。言葉の持つ波動による振動についての講座です

 
●、重陽節句祭の案内

☆、「日時」 9月23日(祝日)午前11時
☆、「会費」 5000円      ☆、「人数」 15名
☆、「場所」 楽古舎道場  桑名市太夫204
*、参加者は準備の都合がありますので9月20日までに連絡して下さい。
「重陽節句祭」 
節句の日は節日と呼ばれ季節の変わり目を表します。節句は節供とも書かれその季節に採れたものを神に供えて神と共に食べるのがお節料理です。陰暦九月九日の節句。九は陽数で、その九を重ねるから重陽と重九ともいう。この日は酒に菊を浮かべた菊酒を飲むことから菊の節句とも言います。
楽古舎の道場では、この日に「尾花の粥」と言われる「萱粥」を古式の神事に則って調理して食します。この粥は昔より無病息災の良薬と言われています。九月の三度の九日に食べる習わしにより、この粥の事を「ミクニチ粥」とも言います。他に茄子を食べますが、この茄子も「ミクニチ茄子」と言います。又、甘酒を飲みますが、楽古舎の甘酒は美味しく頂く為に砂糖を控えめにして、甘酒本来の麹の味を引き出しています。
電話0594-21-5921番 ・ 090-8552-5921番

 
●、神道学講座

「日時」8月24日(土) 午後5時30分
「場所」五反田文化会館 東京都品川区西五反田1-32-2
「参加費」3000円
「人数」30名
第8回 振動学と感動医学
身体への肉体的なものは振動。ものに感じ心動かすことを感動と言います。その感動する心を「もののあはれ」と言います。万葉集の時代より、古代の日本人は心に感じた物の表現法として「うた」で言い表したのです。その言葉は言霊として草木をも感動せしむる波動となります。「もののあはれ」とは自らの心の表現であり、心動かす感動であり魂の存在です。日本古典文学は「もののあはれ」文学と言うのは魂を揺さぶる文学であるからです。「もののあはれ」には現代病の心身症の対処法となります。

 
●、神道と医道道講

「日時」8月25日 午前10時
「場所」亀岡八幡宮 東京都新宿区市谷(中央線市ヶ谷駅下車3分)
「参加費」2000円
「人数」20名
第17回 大嘗宮と伊勢神宮
前回では「大嘗宮に天降る神」の講座と言う事で、大嘗宮の神座 真床追衾について話させて頂きましたが。この大嘗宮と伊勢神宮とは深い関わりがあり、古代祭祀の接点が残されています。それは即、伯家神道とのつながりでもあります。そこに隠された伯家神道の祭儀を見ることができます。

 
●、七夕節会祭 7月7日

梅雨空が続く中、天気を心配しておりましたが昨夜来の雨も上がり、恒例の七夕神事が斎行できました。全国から多くの祈願短冊が届き、その前に神饌をお供えして祝詞奏上の後に歌占いの歌合わせを行いました。優秀な作品が今年も出来上がりました。今年は不思議と令和の年の初めに相応しい御代代わりに関わるような歌が出来上がりました。この日に食べるの七夕の天の川にちなんで内清浄の食べ物です。蛤うどん、索餅、水餅、豆腐、蒟蒻煮などなど。

 
 
●、第7回神道と医道の講座

〇、「日時」7月20日(土)午後5時30分
〇、「場所」五反田文化会館 第2会議室 東京 西五反田1丁目
〇、「参加費」3000円
〇、「講座内容」霊動法と振動医学 
科学医療と合わせて古代医療を見直そうとか、心身と合わせたホリステイックな考えの医療が見直されております。ドイツでも「バイオレゾナンス」と言った振動法を取り入れた療法が行われておりますが、我が国では民族的伝統医学として神道行為に振動療法として3000年前から存在しています。振動とは詰まっている気血の流れを促す運動です。当会では早くにも40年前から取り入れている運動療法です。「霊動法」については3回に分けて講義していきます。

 

●、第16回神道講座 -大嘗祭における伯家神道の役割―

〇、「日時」7月21日午前10時
〇、「場所」亀岡八幡宮 東京都新宿区市谷
〇、「参加費」2000円
〇、「内容」-大嘗祭における伯家神道の役割―
6月は天皇霊について講義しましたが、御位に即かれる天皇から「アキツミカミ」として天皇霊を頂くことの重儀が「大嘗祭」です。現行の大嘗祭ではご奉仕されておりませんが、明治天皇の大嘗祭に置かれましては最後の神祇官統領として白川資訓王がご奉仕され明治天皇大嘗祭図絵に登場されています。この大嘗祭と伯家神道とはなくてはならない大切な関わりがあります。

 

●、≪年中行事を楽しむ会≫ 「七夕節句祭の案内」

☆、「日時」 7月7日(日)午前11時~午後1時
午前11時、神事。歌合わせ神事。 正午、食事。
☆、「会費」 5000円
☆、「人数」 15名
☆、「場所」 楽古舎  桑名市太夫204
*不参加の人は、願い事を色紙の短冊に書いて「楽古舎」宛へ送って下さい。家族全員、何枚でもよろしいです。七夕節句は、一般的には織姫と彦星が1年に1度出会う日とされていますが、当会では、神道行事として川の神様である瀬織津姫神の祓いのお祭りとして行っています。 神前に備えた竹に短冊を吊るして、そこの前で祝詞をあげてお祓い、祈祷を行い、その後、両方に分かれて「歌合わせ神事」を行います。古式の歌占いです。供饌の素麺は、清浄を表す白色の細い麺で体内の罪穢れを祓い流して清めるという意味があります。

 

●、審神神事神傳相承物忌み神事

神道伝承から生まれた「息吹」の名を付けた息吹呼吸法を開催する楽古舎で6月2日「審神神事神傳相承物忌み神事」を全国からの門下生参加のもと開催しました。斎場の八方を「忌火の伝」にて清祓いを行ったのちに梓弓を弾いて神事斎行。女性3人、男性1人の神代になって頂き行いましたが、始めて行われた割には順当に行われました。神が依りつき「口を切る」事が出来ましたが、1人の男性には「倭姫命」が神懸られ「令和」の御代の口移しが出来ました。やや緊張した空気の中に終始致した次第です。当会には和学教授所より伝承された秘伝が数多くの現存伝承されております。その中の一つでもあります。

 

 

●、第15回神道講座

「日時」6月16日(日)午前10時~正午
「場所」亀岡八幡神社 新宿区市谷 中央線市ヶ谷駅より2分
「会費」2000円
-「天皇霊について」-
「令和」の御代代わりとなり、国民挙げてお祝い申し上げました。我が国の即位の礼は他国の元首の就任ではなく、御位に即かれる御即位として数々の宮中祭祀が執り行われる。秋には大嘗祭が行われるが天皇となられる、その「天皇霊」とはいかなる神霊を述べるものなのか。これまで数々の諸説があるが、それらを踏まえて伯家神道の立場からの見解を述べさせて頂く。

 

●、守屋神社参拝と守屋山登拝 5月12日

二日酔いの状態で守屋神社参拝。御祭神は物部大連守屋。茅葺屋根の御本殿の上に石で作った奥宮がありました。拝殿、本殿、奥宮と言った三層の構造です。その奥宮でなんと五円玉を拾いました。昭和三十九年の年号。数占いをやっている私はこれがなんと易の「艮為山」ではないか。国家安泰と天皇陛下弥栄の祝詞を上げたので神に通じたのか。此れから山に登ろうとする私には神より授けられた吉兆です。いざ登山、これがなんとエライこと、心臓パクパクの急な山道でした。昨日の酒が出ているのか、飲み過ぎたのか、頂上はそこかそこかと思いながら登頂。頂上には石の御本社が鎮まっています。そこで祝詞を上げ四方の山の神に拝礼。昨日は琴の演奏でしたが、今日は篠笛で「コンドルは飛んでいく」を演奏。山の下ではコンドルではなく鳶が「「ピーヒョロロ」、木では鶯が「ホーホケキョ」鳥達と合奏出来ました。

 

●、井戸尻考古館見学 5月11日

縄文文化に興味のある私は長野県の井戸尻遺跡に縄文遺跡を見学してきました。館長の小松さんに丁寧に色々と説明を頂き、いつの間にか昼近くになり、午後からは演奏会のため慌てて演奏会場へ移動。又ゆっくり見たいものである。展示物の縄文遺跡から出土した弓が「梓」の木かなと思っていましたが「榧」の木のようです。

 

 

●、一弦琴演奏会 5月11日

山梨県の八ヶ岳山麓の古民家で演奏会を行いました。十数年前から八ヶ岳で演奏を行いたいと思っていたのがやっと念願叶いました。演奏と合わせてやまとごころなる「もののあはれ」の話を致しました。山梨、長野はその昔「梓弓」を作る梓の木を献上していた国です。そこで「梓弓」を演奏しました。その後は古民家の蔵で宴会です。飲んだ飲んだいつ寝たのか、いつ人が帰ったのか覚えていない。朝起きたらどういうわけかちゃんと布団の中で寝ている自分がいました。

 

●、物忌み大祭  6月2日(日)午前11時

「玉鉾会」2大大祭の一つ「物忌み神事」を開催します。物忌み神事は白川伯王家の祝部殿の神事として祝女によって秘として伝承されて来ているものです。高浜清七郎が明治時代に教派神道に伝授したとも言われています。和学教授所の流れを純粋に継承してきている当会には、和学教授所に伝承されてきた秘伝が幾多存在しておりますが、この「物忌み神事」はその中の一つです。
五節会神事は一般参加が許されておりますが、2大大祭は「玉鉾会」会員、門人のみのお祭りになりますのでご了承下さい。

 

●、端午節句祭

「楽古舎」の「端午節会行事」は子供の成長を祈る神事ではなく、万葉集時代さながらの薬狩りの日として薬膳料理と薬種を飲み、吉運を呼ぶ「耳くじり神事」を行います。薬膳料理は畑、野山で採れた野菜、薬草を調理。薬種は木の実、木の葉を1年間酒で漬けたものです。供えされた魔除けのお守りはその日に皆さんで作製したもので、1年間床の間、玄関にお祀りします。この日は令和元年という事で「梓弓」を演奏しました。

 

 

●、令和元年

慎んで令和元年をお祝い申し上げます。私の家では朝早くより神饌をお供えして神前に「令和元年」を報告いたしました。続いて、孫が起きて来て衣装替えして爺さんのまねごと。近頃毎朝の神様の御勤めに参列してくれます。「門前の小僧お経を覚える」ではないですが、祝詞の所々を覚えていて外出先でも唱えているらしいです。今日はこの後、新元号祝賀会稚児行列に参加しました。

 

 

●、射山神社参拝 4月27日

榊原にある射山神社に家族で参拝。私には余り関係のない話なんですが…ここの御祭神大国主命は「恋こ槌」を持っておられて恋を成就させてくれるそうです。孫も恋愛には先の事のようで興味なさそうです。温泉入浴のかえりは「鳴門うどん」にて950円の「かつ丼セット」を注文。かつ丼とうどん玉3人分が大きい器に入ってきました。お得を取るか腹具合を取るか。食い気を取ると味が分からないのもうなずける。家内と半分にして頂きました。

 

 

●、笙の窟屋入峰行

大峰修験道の開祖役行者が籠って修業した大峰山の行場霊地に入峰してきました。大普賢岳東方の日本岳中腹の自然窟ですが、その偉大なる大きさに驚かされます。「笙の窟」と着いたのも、少し横から眺めると岩が膨れて雅楽器の笙に似た形に見えるところから名づけられたのでしょうか。この日は晴天で格好の日柄でした。遠く弥山の山にはいまだ雪が残っていました。

 

●、神道講座

「日時」5月19日(日)午前10時から正午
「場所」亀岡八幡神社 東京都新宿区市ヶ谷
「参加費」2000円
「内容」-女性の持つ呪力―(イモの力)
古代日本における女性の霊力。イモの力のイモは妹と書きますが、兄妹の妹ではなく、近親者の女性(母、妻、恋人など)に対する呼称。古代日本では男性は王(オオキミ)であり、女性は呪術、司祭者として神との交信を行う祭祀を行っていました。その様に女性は男性にない六感を有し、家を守る本能が異性より強いものがあります。現代でも博打打、漁師などが女性の陰毛を守り袋に入れて持参しています。

 

●、神道と医道の講座

「日時」5月18日(土)午後5時30分から午後8時
「場所」五反田文化会館(西五反田1-32-2)
「参加費」3000円
「内容」「天つ息吹」の呼吸法(息吹呼吸法)
伯家神道には「天つ息吹」「伊吹永世」の呼吸法が門外不出の健康法、長寿法として伝わっています。明治時代に入り白川家の当主白川資長は「息吹」の呼吸法を至る所で講演会を行っています。江戸時代の白川家の門人を始め、和学教授所の高浜清七郎は「息吹」の呼吸法を事細かに説明しています。当会の呼吸法は「天つ息吹」より取り入れたものです。

 

●、榊原温泉

伊勢自動車道久居インターから10分ほどの所にある榊原温泉は、平安時代清少納言の「枕草子」に「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と謳われた三大名湯の一つです。「ななくりの湯」が榊原温泉です。意外に知られていないのがここの湯につかって伊勢参りしたことです。都から伊賀街道で伊賀越えして榊原の湯で”湯ごりの湯“をして身を清めてから伊勢参宮したのが当時の習いであったようです。地元では伊勢神宮の宮を取って”宮の湯”と言うそうです。
今日は娘と孫を連れて入湯してきました。お湯もさることながら、何よりも満開の桜が迎えてくれたことです。

 

●、端午節句飾り

4月7日は旧雛節句。私の家では雛段飾りを旧暦の3月3日まで飾っています。それが終わると端午節句飾りと入れ替えです。夜に入れ替えました

 

●、桑名城跡の九華公園へ家族で夜桜

桑名城跡の九華公園へ家族で夜桜見物に行って来ました。私の楽しみは桜の花を浮かべた酒を楽しむことです。私の今の時期の何よりの喜びです。

 

●、走井山の桜満開

2日前に演奏した走井山の桜は今満開です。桑名は鋳物の街なんですが、ここ走井山には妖刀村正の鍛冶屋屋敷跡があります。戦国時代刀鍛冶が多かったそうです。家の近くですので毎年桜見を楽しんでいます。桜の木の下に私が好きな「シャガ」が咲いていました。花の中で一番好きな花です。

 

 

●、神道と医道の講演会

「日時」4月13日午後5時30分
「場所」五反田文化会館
「費用」3000円
「講演会内容」
伯家神道と皇朝医道
第4回 伯家神道と皇朝医道-伯家神道とは―
1、神道語録 《至誠通神》
○、至誠通神の意味
○、帝王学「風沢中孚」(至誠通天)
2、伯家神道と皇朝医道
○、神祇官西院は天皇直属の神方
○、伯家神道の性格
○、皇朝医道
3、御体御卜と鬼卜道
○、御体御卜
○、鬼卜道

 

●、神道講座 「月にある不老不死の薬」

神道講座 4月14日(日)午前10時 亀ヶ岡八幡神社 
講座名 「月にある不老不死の薬」
古代の人が見る満月には天の眞奈井との観念があり、そこには不老不死の薬の水があると信じていました。その水を変若水(落ち水)と言います。正月1日に井戸より汲む水も変若水です。月は先祖が眠る処とも言われています。

 

●、端午節会神事の案内 

当会の端午節会は日本古来の薬狩りの日として、山野草を食べ、薬酒を飲む神事です。

「日時」

令和元年5月4日(祝日)午前11時~午後2時

「場所」

「楽古舎」 桑名市太夫204    0594-21-5921番

「会費」

5000円(含 食事代)

「内容」

●、薬玉の作成。薬玉をお供えして無病息災の神事。
●、耳くじり神事を行います。
●、自家製の蓬餅、山野草、家で採れたての野菜、筍料理。
●、枇杷、カリン、ムべ、トウガラシ、月桂樹等の自家製薬用酒の試飲。

参加者は5月1日までに連絡願います。

 

●、椿竹林茶会と演奏会 

椿と桜咲く季節、毎年恒例の茶会と演奏会を開催。茶会は自宅で椿咲く庭を見て行い。その後、酒と弁当を持って走井山に移動して演奏会。今年は二胡、竜笛、真琴、私の一弦琴、篠笛の演奏を行いました。桜見の他の人達も聞き入って頂き満喫しました。

 

 

●、一弦琴演奏会「一弦琴が奏でるもののあはれ」

「日時」5月11日(土)午後2時開演
「場所」農家の古民家宿「町屋亭」北杜市大泉町谷戸
「参加費」4000円(資料、飲食代、その他) 宿泊希望者は12000円
農家の人が経営しているところで地元で採れた野菜料理を提供してくれます。
「定員」20名(会場の都合上定員になり次第締め切らせて頂きます)
「演奏曲」須磨、無常、漁火、名月の賦、古への響きその他
「問い合わせ」メールでお問い合わせください。

 

●、上巳節祭 3月3日

今年は3月3日が日曜日という事で各地より沢山の人に参加頂きました。玉鉾会の上巳節祭は一般年中行事のおひな祭りと違い、桃の神様と災難厄除けの神様を祀っての神道行事です。祭典では、各自で人形代に息を吹きかけて桃の船に乗せ、邪気祓いの包丁式、太鼓を叩いてのお祓詞奏上、桃枝の祓串による身祓い、切り火による忌火祓いと祓いに祓いをかけて祓い清めました。人形代はその日の夕方、川に祓い流してきました。

 

●、「椿竹林茶会」のご案内 3月31日

竹林と藪椿に囲まれた拙宅「椿竹林」にて、毎年恒例の茶会を下記の日程で開催致します。弁当持参で桜の下で演奏会を行います。、当日晴れならば、弁当を持って桑名の桜の名所走井山へ移動したいと思います。御出席頂ける人は3月27日までにご連絡下さい。
「日時」 3月31日午前11時 (5分前には集合)
「場所」 椿竹林(永川邸)桑名市太夫204
「会費」 3000円 (食事代。茶菓子料)

 

●、「節会行事を楽しむ会」ひな祭りの案内

3月3日は「ひな祭り」「上巳節句」「桃の節句」「ひな遊び」と言われています。江戸時代の書物には神道行事の禊祓いの風習として記載されています。「楽古舎」のひな祭りも、神事の後に桃の船に人形代を乗せて川に祓い流す行事を行っています。参加は自由。参加者は2月28日迄に連絡して下さい。
「節会料理」甘酒、蛤料理、ちらしずしなどの食事を用意。
「日 時」 3月3日(日)午前11時
「場 所」 楽古舎
「参加費」 5000円

 

●、立春の日にお雛様を出します

今日は立春正月、我が家では毎年恒例で立春の日にお雛様を出します。出すのは昔より代々男性と決まっています。神事、祝行事はすべて男性です。恐らく女性は家事があるからかも知れません。お雛様をお出ししまして早速孫と一緒にお雛様に水をお供えしました。今年の3月3日は孫娘の初節句です

 

 

●、 ひふみ粥神事 1月13,14日

正月初めの年首に行う恒例の「ひふみ粥神事」を東京教室は30名近くの人達が参列して1月13日斎行。桑名道場は1月14日22名の人が参列して斎行。小豆粥神事なのですが、ひふみ祝詞を唱えながら言霊を粥に入れ込みます。その前に「湯立て神事」です。杉の葉でかき混ぜたお湯で参列者を祓い清め、次にそのお湯を飲みます。無病息災の妙薬です。始めて飲まれる人もおられるようでおいしいと言って飲まれました。「ひふみ粥神事」では「福ら雀」の神事を行います。お祭りは祝詞を唱える言霊の働きです。参列皆様腹の底から唱えておられました。

 

 

●、赤玉神事(商売繁盛祈願祭)斎行の案内

白川伯王家が伝承する神事相伝の一つに「赤玉の伝」「赤玉の神事」があります。神伝相承伝授作成された「赤玉」を自宅の神棚にお供えして日々参拝すると商売繁盛、業務繁栄、家内安全につながると言われる伯家神道の秘伝です。
「楽古舎」では、立春正月を迎える日月を選んで、初午祭に近い日曜日に下記の通りに神事を斎行致しますのでご縁のある人はご参列ください。
○、参列された人には当日厳粛に祭典斎行の中に作成された「赤玉」と伯家神道に伝わる「商売繁盛の神札」を授与致します。

「日 時」 2月3日(日)午前11時斎行
「場 所」 楽古舎 桑名市太夫
「参加費」 10,000円
「定 員」 16名 「赤玉」作成に限りがありますので定員になり次第締め切ります。
*、参加者は1月31日までにお申し込みください。

 

●、「ひふみ粥神事」の案内

「楽古舎」で40年前から続けている正月恒例の神事。「ひふみ…」を唱えながら「叶え棒」でかき混ぜながら小豆粥を作ります。できたお粥は皆さんで頂きます。誰でも参加は自由ですが5日前までにご連絡ください。
「時間」平成31年1月13日 午後12時30分
場所、 亀岡八幡宮(東京市ヶ谷駅下車)
参加費、 5000円...
「時間」平成31年1月14日 午前11時
場所、 楽古舎道場(桑名市太夫

 

●、伊勢太神楽奉納神事 12月24日

私の住んでいる桑名市太夫は伊勢太神楽発祥の地。12月24日は太神楽講社の人が年に1度集まって、益田神社に神楽舞を奉納する日です。新聞、情報誌で宣伝するために地元の人、関西、北陸から芸能舞を見に多くの人が見に来られていますが、本来は講社の人だけのお祭りで奉納後に再び地方へ廻られます。太神楽とは伊勢神宮御師から神宮大麻を預かって御師に代わって全国に回ってお祓いして回る講社で、その歴史は400年以上の歴史があります。神楽師、神職が住んでいることより「太夫」町と付けられています。

 

 

●、冬至節神事・大祓式 12月23日

冬至の節に入り、一陽来復(福)を願って神事。合わせて、全国より送られた来た人形代を伯家神道の大祓詞(3巻)を奏上しながら、「剣の護法」の神事によってお祓いを修しました。この日の直会の食事は、太陽の黄色に合わせてて黄色の食品を頂く風習にのって黄色の色のお粥、「運」がつくようにとの願いをもって「うん」がつく7種類(大根・人参・蓮根・蒟蒻・南京南瓜・冬瓜)それに(蛤うどん)の食品を頂きました。私の畑で取れた無農薬野菜の美味しさに皆様堪能されておられました。

 

●、冬至粥祭りの案内

「日時」12月23日午前11時
「場所」楽古舎道場 桑名市太夫
「会費」5000円「陰極まれば陽きざす」で、冬至を境に陽の気が復活してくることより「一陽来復」と言います。太陽復活を意味することより、その日に黄色の食べ物を食べる習慣があります。黄色は邪を祓い、病気を取り除くと言う陰陽五行説による信仰です。当時はクチナシで黄色のお粥を作り、「うん」のつく食事をとります。

 

●、「百日祝いのお食い初め」  11月3日

7月に生まれた孫娘も順調に育ち、今日は「お食い初め」の日。料理は尾頭付きの鯛、長寿を願っての海老、赤飯、餅、焚き物、秋の果物などを内外とも赤色の漆器に調製して「百日の祝い膳」を準備。 健やかなる成長を祈って祝詞奏上の後に、「歯固め式」。氏神様から拾ってきた石を清めて、そこに「寿」の字を書き歯茎に当てて「歯固め式」も無事終了。次に「お食い初め式」。女の子ですのでお父さんの右の膝にのせて食べ物を3回口元に運んで食べさせるマネを行った後に、大人の食事会。貰った祝酒のおいしさについつい飲み過ぎて酔っぱらって布団から出てしまい風邪をひいてしまいました。長引いています。

 

●、宮中深曾木の義

紫宸殿の裏へ廻ると御三間があり、そこには明治天皇となられる祐宮睦仁親王殿下が5歳の時に行った深曾木の儀の絵がありました。
深曾木の義とは数え年5歳を迎えた男児が碁盤の上から飛び降りる儀式。着袴の儀の後に行われるもので碁盤の上で髪削ぎを行います。右手に扇、左手に小松と山橘を持ち碁盤の上に立って髪に櫛を通した後、鋏で毛先を切り、その後両足で青色の石を踏み南の方向に向かって碁盤を飛び降りる。私も碁盤には乗りませんでしたが、5歳の時に髪を束ねて鋏を入れました。
囲碁は帝王学にも通じて宇宙に見立てた碁盤の上から飛び降りる儀式。吉報を占う升目として用いられていることより「天下を取る」という言葉があります。
最近では2011年11月3日秋篠宮家の悠仁親王殿下が行われています。

 

●、京都御所見学 11月5日

京都教室の日ですが、午前中早めについて京都御所見学。紫宸殿安置の高御座が大嘗祭の準備の為に東京へ移送しているので、その高御座の背後の絵画が11月5日までの最終日という事で、側近くで見ることができました。ただ意外にもその背後の絵は中国の聖人偉人の人の姿の絵です。何故、中国の人の絵と違和感を覚えましたが、数は32枚です。32枚というと天孫降臨供奉の32神を表しているのではと思ったりしました。

 

 

●、11月25日(日)【東京】神道講座第10回 -夢告(夢占い)-

未知の世界、霊界との繋がるものの一つに睡眠中に見る「夢」があります。人間誰しもがもつ六感の働く不思議な予知能力です。夢を妄想として片付けられる人がいますが、運気、運勢を見るすべとして、又は、差し迫る状況を予見する予知能力として、「占夢」は易経、占星術と共に古代中国の周礼にも記されています。 「占夢」は直に知らしめてくれる、将来を予見するには手短な信じやすいものです。「占夢」によって天皇に立たれたのは垂仁天皇です。このように何でもない夢は一人の人間の人生を大きく左右しています。現代でもそのようなことはありうるのではないでしょうか。 但し、ここで「占夢」を間違ってはいけないのは、見た夢が本当の夢なのか、嘘の夢なのかの判断です。夢には五夢があり、見た夢を判断区別すべき点が重要です。

1.「霊夢」=神仏、古人先祖が夢の中に表われて吉凶を示す。
2.「実夢」=心に思い図らぬことを夢見る。
3.「心夢」=日頃より心に思う事。思い過ごしで見る夢。特に女性に多い夢。
4.「虚夢」=精神疲労から見る様々な夢。ストレスを抱えやすい夢。
5.「雑夢」=自らの心の迷いに欲心より出る夢。こうなりたい願望、成功したい成就の思いから生じる夢。この夢は一般的に多い夢です。
6.2.は「占夢」として占いの対象となりますが、③~⑤自意識過剰のなせる思いの夢で すので「占夢」としては対象外です。しかし、健康並びに心身症、自らの心理状態を探るには判断を要する大切な夢となります。その夢の延長に心の病があるからです。

   

「夢占いと健康」-夢と心身症―
夢は睡眠状態において表れる一種の心理現象です。生理的なる内外の刺激が夢の重要な発生原因ともなります。
怖い夢魔を見る時は精神的原因として、「怖い談話を聞いたものが脳裏に残っている時」「心労」「良心の呵責または強迫観念」等ですが、生理的原因としては身体の衰弱、消化及び呼吸作用の不良不調からも発します。
子供の夜尿症は体の欠陥よりは心理的作用、家庭環境からくるものです。そこには必ず「実夢」「虚夢」が出てきます。
現代は心身症の人が増えていますが、「夢と心身症」との関わりは切っても切り離すことができません。社会状況に置かれた精神状態がそのまま持続した形で睡眠中もストレス、不安、強迫観念を抱えているのです。
ひどい場合は夢にうなされる、夢と話す、見た夢の恐怖心から奇声を発するなど。それらから見ても夢の中に心身症の原因があるのかも知れません。心身症の発生には夢との関わりが大いにあります。病気は夜休んでいる時になる人が多いのも、夜中の夢に原因があるかも知れません。
「夢占いと精神作用」のアドバイスは心理療法として活用されていくものです。
※神道講座は桑名道場でも行っています。

詳細情報
日にち 11月25日(日)
時 間 午前10時~正午
参加費 2,000円
会 場 亀ヶ岡八幡宮
住 所:162-0844 東京都新宿区市谷八幡町15

●、落花生の収穫

畑に烏がおりてきて土をほじくり、嘴に加えて何かを運んでいます。なんと落花生の実を掘っています。此れでは荒らされると思い、早速朝から落花生掘り。今年は昨年に比べて沢山獲れました。烏は食べ頃をよく知っていますね。

 
 
●、重陽節句祭 9月29日

雨で足元の悪い中、年中行事を楽しむ会―重陽節句―を行いました。畑の作物は8月中はそれこそ今にも枯れそうで生産が望めない状況でしたが、9月に雨が続いたお陰で重陽節句の料理のお供えが出来ました。料理は豆腐、シシトウ焼き、冬瓜煮、オクラ炒め、枝豆、焼きナス、荏胡麻あえ、蛤うどん。何よりも珍しいのが萱粥です。宮中でも食されていたもので祝詞を上げながら調理します。午前11時より午後4時過ぎまで賑やかに歓談

 
●、神道講座第9回 神託 物忌みとカゴメ歌
*、「日 時」 10月28日(日)午前10時~正午
*、「場 所」 亀岡八幡宮 中央線市ヶ谷駅より3分
*、「会 費」 2000円

神懸かりする「歩き巫女」を含め、民間の巫女で神霊、死霊を呼び出すことを「口寄せ」「口開き」という。神託を告げる神口もなくはないが、主に仏口(ほとけくち)と言って亡くなった人を呼び寄せる。その一つに「オシラ信仰」がある。オシラ様、オコナイ様と言って、東北地方の民間信仰でイタコ、梓弓、オガミンによって伝搬され、木で作った陰陽男女を家神と祀り、イタコが来てオシラ祭文を上げて口寄せを行う。それと似たものが子供たちの童謡にある。昔は紛失したもの、迷子、家出、病気など分からないものをお願いした民間行事がある。その一つが「かごめ歌」にある。

 
●、年中行事を楽しむ会「重陽節句祭の案内」

*、「日 時」 9月29日(土)午前11時
*、「会 費」 5000円
*、「人 数」 15名
*、「場 所」 楽古舎 桑名市太夫
*、参加者は食事の準備の都合がありますので9月27日までにご連絡下さい。

私達は自然からの恩恵を受けて生かされています。四季折々の祭りが節句です。時の神と共に食すると言う「神人共食」が日本の祭りの原点です。楽古舎では9月に重陽の節句を行いこの日は「萱粥」を作って神にお供えして、お祭りの後に食します。参加は自由ですが、料理が15人迄ですので早めの予約をお願いします。

 

●、神道講座 神託 御座立て・物忌みとノロ、ユタ、イタコ

*、「日 時」 9月16日(日)午前10時~正午
*、「場 所」 亀岡八幡宮 中央線市ヶ谷駅より3分
*、「会 費」 2000円

我が国古代伝承の神託。「御座立て」とは神霊、人霊の口寄せを言います。神からの託宣、人霊からの言葉を依代に通して今に伝えるものです。御座とは「おましどころ」「いましどころ」という「神のいます座」となります。又、一つには神託を通訳する訳語(オサ)から出ているとも言えます。その御座立ては幽斎であり、伯家神道にも残されています。伯家神道では物忌みといいます。古代の神社では宮司、神職の上に置かれた女性で神と通じることができる特殊な呪術性をもっていました。中央での「物忌み」と地方における「ノロ・ユタ・イタコ」と伯家神道行法の類似性を述べます。

 
●、「数霊学」の講義を開催いたします

「楽古舎」では、神道に古より伝来してきている「数霊占い」を継承し、実際に行って来ていますが、この度日程は未定ですが「数霊学」の講義を開催いたします。参加されたい人で予約された人には開催日の日程を事前にお知らせいたします。

【天の数歌について】
天の岩戸の前で舞い狂う天宇豆売命が帰神(神懸かる)で唱えられたと言われるように、神代の昔より伝えられてきたものです。天地万物の霊力発動する呪文として神事、祭祀に今日まで唱えられて来ています。「ヒト・フタ・ミ・ヨ・イツ・ムユ・ナナ・ヤ・ココノタリ」と現在では読ませているが、私の自論としては「ヒト・フタ・ミイ・ヨヲ・イツ・ムユ・ナナ・ヤア・コト」と読めべきではないかと思っています。その言葉に「一・二・三・四・・五・六・七・八・九・十」と当てはめているが、このように決めつけるのには疑問を呈する。持論で「一」に当てる「ヒト」と最後の「九・十」に当たる「コト」の「ト」には神を招く、神集める、神祭る言霊が宿っている。その解釈をもってして、これが帰神(神懸る)呪文であったとして捉えるべきではないかと思います。それが故に古代から近世に至るまでに神を招き、神懸る呪文として現在まで行われて来ています。伯家神道でも「ひふみ祝詞」が唱えられています。「天の数歌」の講義を多くの人から期待されています。日程は未定ですが、我が国に伝わる「数霊学」の講義を近日中に行いますので、参加希望者は今からでも予約してください。「数霊学」は奥が深い講義です。

 
●、「お七夜のお祝い」 7月26日

7月20日我が家の孫娘がめでたく誕生。誕生の最初の祝いが「お七夜の祝い」。その日に生まれた子供の名前を付けて、神様に報告して家族の一員となります。戌歳の切り絵を飾り、祝膳と命名書を供えて祝詞奏上して神様に報告。因みに一緒に飾っている申歳は長男の干支歳。我が家も孫二人を加えて6名の大所帯となり、賑やかな家庭となりました。「笑門招福」。泣くも笑うも喋るも孫の大きな声は神招くです。そこで一句。
「わが家に 福神来たる 暑き夏 おのこおみなの よき孫二人」
「蝉の声 負けじと孫の 赤ら顔 イキイキとして いのち溢れる」
「神宿る 賑やかな家 鬼も去り ありがたやとぞ 思うしあわせ」

 
●、高野山行脚その3 「丹生都比売神社」

御祭神 丹生都比売大神・高野御子大神・大食津比売大神・市杵島比売大神
「町石道」の行程、六本杉から降りて、天野の里ののどかな田園風景を見ながら神社に到着。朱塗りの外鳥居から輪橋を渡り、楼門で参拝。修験者との関わりのある神社で7月18日に行われる「神還祭」は修験者がご神体を背負って葛城の山々を駆け巡ってくる祭りだそうです。境内には「光明真言板碑」「大峰修験の碑」があります。
丹生都比売大神は天照大神の妹神稚日女神ともいわれています。その御子高野御子大神は弘法大師が高野山に入山する時に道案内をされ、それによって真言密教の総本山高野山を開山することが出来ました。山上伽藍に大神の社を立て守護神として祭られています。
暑さで大変な思いをしましたが、意義ある高野山行脚でもありました。「町石道」を歩くのはもうこれで十分です。昔の人の大変な思いが分かりました。

 
 
●、高野山行脚その2「御最勝講」

 今回、真夏の暑い時に高野山へ行ったのは、この「御最勝講」を拝観したいがためです。旧暦6月10,11日午後6時から行われる高野山での需要な行事です。もともと宮中にて「金光明最勝王経」の経典を講讃して国家安穏祈祷として行われていたようです。高野山では1177年に始まり、問答論議に変更され、古くは宮中より勅使が来て行われていたようで、非常に重要な法会とされています。蝋燭の明かりの中に「伽藍山王院」の中央に東西の学頭をおいて30名程の僧が並び、何百年と続いてきている法会を拝することが出来ました。

 
●、高野山行脚 7月23~24日

高野山はこれまで数度参詣しましたが、全て車での移動です。今回は古へに返って徒歩でお参りしようと思い、高野口から始まる「高野山町石道」を歩く。「町石道」とは慈尊院から始まる高野山の表参道。弘法大師が高野山開山以来の信仰の道と言われている。1町(109m)ごとに「町石」と言われる五輪卒塔婆形の石柱が高野山山上の壇上伽藍・根本大塔を起点として慈尊院まで22㎞、180基立てられている。
さあ、「慈尊院」から出発。「慈尊院」とは女人霊場と言われ、弘法大師の母が住居していた所で、弘法大師が母に会う為に月に九度、山より通われたという事で九度山と付かれたようです。「慈尊院」「丹生官省符神社」をお参り。参道と言えどもただの細い山道。名物の九度山の柿畑の間を通って行くが、急な坂道もあり、何よりも暑さには参りました。六本杉から天野に下りて丹生都比売神社参拝。午前8時から出発して宿に着いたのは午後4時過ぎ。酷暑で疲労困憊フラフラで宿へ着きました。この日の宿坊は一乗院。汗を流した後は夕餉の精進料理です。食後に休む間もなく伽藍山王院へ出向。

 
●、七夕節句祭 7月8日

当会では五節句祭の一つとして「七夕節句祭」を行っています。一般的な飾り七夕祭りでなく、全国より送られて来た願い事を竹笹に吊るして、竹本体を神籬として日本の神様である瀬織津姫神を祭神としてお祀りして行います。中国伝説の織姫、彦星ではありません。祭典も願い笹が吊るされた竹の前に神饌物をお供えして行います。神饌物も「神人供食」の直会式を取っていますので、前日からの準備が大変です。本日のお供え物は「梅酒、竹若水、蛤うどん、春じゃが芋のポテトサラダ、筑前煮、金平ごぼう、もろきゅう、豆腐、餅の荏胡麻包み、索餅、枝豆、梅干等」、特に「索餅」は奈良時代からの古式餅を再現したもので、この日に食べると無病息災で健康に過ごせると言われています。お茶はいつもわが家で採れた琵琶茶、笹茶をお出ししています。同じく野菜も無農薬野菜です。

 
 
●、イキイキ夏野菜

私の家の前の畑では夏野菜が沢山収穫されています。キュウリ、ナス、レタス、枝豆、ゴボウ、荏胡麻、インゲン豆、トウモロコシ、オクラ、ピーマン、スイカ、甜瓜、ジャガイモ、ブロッコリー、フエンネルなど。収穫したものは1番が神様、2番が孫、孫の後が私達。此れが我が家の順番。孫は「爺ちゃんが作ってくれた野菜」と言って食べてくれます。7月8日は七夕節句祭を参加者で行います。今盛りの夏野菜を出してあげようと持っております

 
●、京都御所白川旧邸宅をたずねて

京都御所に行き、江戸時代の地図を頼りに白川邸があった場所を確認すると、白川旧邸宅は、現在の学習院大学の前身である京都学習所があった場所の近くです。学習所は1842年仁孝天皇の発意によって開設されました。大政奉還後、慶応4年(1868年)9月3日江戸が東京に改称。同年9月元号が明治に改められ、10月13日天皇が東京に入り、明治2年政府が京都から東京に移されることにより、それまで内裏にいた公家並びに政務、祭祀に従事していた職員も天皇共に同行します。神祇官を司る白川家も東下致します。現在は木が立ち並んで市民の憩いの場になっていますが、150年前は公家屋敷が並んでいた夢物語でもあります。和学教授所を開き、伯家神道を今に伝える高浜清七郎もこの道を往来して修業に研鑽を重ねていた場所でもあります。

 
●、神道講座 -宮中祭祀を伝える宮廷女人-

―玉依、巫女、王女、采女、御巫、巫部、郎女、女祝―
古代日本での巫女は女性の中でも超エリートでした。神の神託を伝える重要な役割を果たしています。天皇と言えども巫女が伝える神託の神伝えには従わなければいけません。当時の巫女は天皇と共に同座していました。宮中においても宮中祭祀の大半は巫女が支配しています。巫女の名は時代によってその呼び名も変わり、役割も変遷してきます。やがて、律令政治が確立されてくるとその役割も終わりを遂げ、武家時代ともなるといつしか神依巫女、口寄せ巫女、白拍子等、舞人となり託宣を取り入れて地方における女性ならではの生き方で暮らしていきます。
ここでは時代における巫女の変遷と活躍を講義します。
※神道講座は桑名教室においても、各開催日に午前の講座として行っています。

 日程

 6月24日(日)

 時 間

 午前10時~12時

 参加費

 2,000円

 会 場

 亀ヶ岡八幡宮
住 所:162-0844 東京都新宿区市谷八幡町15
行き方:JR、東京メトロ有楽町線・南北線、都営新宿線「市ヶ谷」駅徒歩3

 
●、≪年中行事を楽しむ会≫ 「七夕節句祭の案内」

☆、「日時」 7月8日(日)午前11時~午後1時
午前11時、神事。歌合わせ神事。 正午、食事。
☆、「会費」 5000円
☆、「人数」 15名
☆、「場所」 楽古舎  桑名市太夫204
*不参加の人は、願い事を色紙の短冊に書いて「楽古舎」宛へ送って下さい。家族全員、何枚でもよろしいです。七夕節句は、一般的には織姫と彦星が1年に1度出会う日とされていますが、当会では、神道行事として川の神様である瀬織津姫神の祓いのお祭りとして行っています。 神前に備えた竹に短冊を吊るして、そこの前で祝詞をあげてお祓い、祈祷を行い、その後、両方に分かれて「歌合わせ神事」を行います。古式の歌占いです。供饌の素麺は、清浄を表す白色の細い麺で体内の罪穢れを祓い流して清めるという意味があります。

 
●、「二条城見学 5月20日

京都呼吸法教室に合わせて、46年ぶりに二条城へ行ってきました。京都へ度々行くのですが二条城までは足が遠のいていました。今回伺ったのは今から600年ほど前に朝廷の神祇祭祀を司っていた神祇官跡を確認するためでもありました。今は昔、その形跡を知る由もなく、ただ池面には万古の松の姿を映すのみではありますが、そこには歴史的に深い白川家と徳川家の深い溝がありました。

 
●、「鰶」の魚の名前は?

魚偏に祭と書いて「コノシロ」と読みます。祭りの字がついているのは、祭りの御馳走として出される「コノシロ寿司」「江戸前寿司の代表的握り」として使われ、祭りには欠かせない、祭りの時に食べられる魚だからです。神様との縁も深く、富士山山頂にある「コノシロ池」は祭神木花咲耶姫の眷属である「コノシロ」が棲んでいるのとの説があり、姫神に言い寄る風神の求婚を欺いた魚として登場します。
江戸時代の武士はこの魚を忌み嫌っています。すぐ腹が割れる事より「腹切魚」と言われ、実際に切腹される武士が最後に食する魚でもあったようです。
「コノシロ」は「子(こ)の代(しろ)」とも書かれ、出産した赤子が健康に成長しますようにとの願いで「コノシロ」を地中に埋める風習がありました。昔は生まれたばかりのこの死亡率が高かったので、生まれたばかりの子が早死にしない身代わりの呪いでもあったのです。
伊勢湾は「コノシロ」が沢山獲れます。「コノシロ」は出世魚と言われシンコ、コハダ、ナカズミ、コノシロと成長の度に名前を変えていきます。端午の節句前に魚市場に行くと並んでいたので孫の為に150匹計買ってきて酢〆、干し魚にしました。孫のために買ったものが、爺の晩酌のつまみとなっています。5月5日の端午節句祭には参加者皆様に酢〆を食べて頂きました。

 
●、神道講座 祝部殿に仕える宮廷女人

古代日本の神祇制度にある八神殿に隣接する建物が祝部殿です。そこには八神殿、祝部殿に祀る神々の日々の務めに仕える宮廷女人の御巫(みかんなぎ)祝(はふり)と言われる人達が住んでいました。そこで行われていたのが「祝部殿の行法」です。祝部殿で行われていた神事の講話を行います。
「日時」 5月27日(日)午前10~正午
「参加費」2000円
「会場」亀ヶ岡八幡神社 新宿区八幡町15 中央線市ヶ谷駅徒歩3分

 
●、端午節句祭 5月5日

恒例の端午の節句祭を遠路よりおいで頂きました関係者皆様方共に午前11時より行いました。神道行事ですので一般的な端午の節句ではなく薬草の神事として行っています。祭典では耳くじりの神事を行い、太神楽を奉納して食事です。食事はこちらの畑、野山で採れた山菜料理です。筍料理に筍ご飯、蓬とタンポポのおひたし、柿の葉と雪の下と人参の葉の天婦羅、人参の漬物、蒟蒻煮、こはだの酢の物、エシャレット、フエンネルとキャベツとクコの葉と新玉葱の野菜サラダなど。薬草酒は忍冬、郁子、かりん、月桂樹、枇杷の葉、枇杷の種、梅酒の飲み比べなどで、おさがりには粽餅、蓬餅、忍冬飴、菖蒲蓬萱で作った邪気祓いのお守りをお渡しして3時過ぎに解散。

 
 
●、椿竹林茶会 4月8日

今年の茶会は例年になく椿も散り、桜も散り、その上に寒の戻りで寒い1日になりました。例年でしたら茶会の後に桜の下で演奏会を行うのですが、今回は久しぶりに家の中で行いました。

 
●、端午節句飾り 4月5日

今日は暦の上では二十四節季の清明。中国では祖先を祀る清明節を行うそうですが、私の家では孫の成長を祈る端午の節句の祝いの飾りつけを致しました。

     
●、熊野那智渓谷を歩く 4月1日

林道を歩き進むと那智滝へ流れる川が合流。巨石を始め、石の上を歩いて二ノ滝、三ノ滝へ。ブルーで澄み切った水がきれい。手で水をすくって口に含む。渓谷には様々な鳥の声、水の流れる音、滝の音の響き、放たれた癒しの時間。しばしうっとり…時を忘れる。

     
●、花山天皇が御修行なされた熊野を訪ねてまいりました

その昔、熊野一国と言われた熊野地方は巨岩をご神体とした磐座信仰の神社が多く、そこに祀る神はイザナミ神を主祭神とした神話が伝わっています。そして今回の目的は那智滝の奥山に入ることです。那智滝(一の滝)にある二ノ滝、三ノ滝を巡ってきました。写真は順番から大馬神社、産田神社、神内神社、熊野本宮大斎原古殿地、二ノ滝、三ノ滝、花山天皇庵跡です。

 

●、端午節会神事の案内

「日時」

平成30年5月5日(祝日)午前11時~午後2時

「場所」

息吹呼吸法道場「楽古舎」桑名市太夫204

「会費」

5000円(含 食事代)

「内容」

●、薬玉の作成。薬玉をお供えして無病息災の神事。
●、耳くじり行事を行います。
●、薬草の食事、自家製の蓬餅、家で採れたての筍料理。
●、当日は枇杷、カリン、ムべ、トウガラシ、月桂樹等の自家製薬用酒の試飲。

 

●、東京浅草の桜 3月24日

今年の桜開花は例年より早い。東京教室のついでに尋ねた浅草寺の桜は満開。昼は教室でいけなかったので夜のライトアップを楽しみに桜見。昼の桜と夜の桜はその姿を一変する。夜の桜には怖いものを感じる。昼間隠れている桜の妖精が夜になるとその姿を表しているようである。桜の美しい姿は下から除くことです。「桜の精霊」に包まれ。守られている幸せな時間がそこにありますよ。

●、「椿竹林茶会」のご案内 4月8日

竹林と藪椿に囲まれた拙宅「椿竹林」にて、毎年恒例の茶会を下記の日程で開催致します。桜は過ぎたかなと思いますので、当日晴れならば、弁当を持って揖斐川沿いの桑名城のある九華公園へ移動したいと思います。御出席頂ける人は4月4日までにご連絡下さい。
「日時」 4月8日午前11時 (5分前には集合)
「場所」 椿竹林(永川邸)桑名市太夫204
「会費」 3000円 (食事代。茶菓子料)

 
●、桃の節句茶会 3月4日

桃の節句茶会 3月4日
春間近!昨日は上巳節句祭。今日は桃の節句茶会。連日、春の日を祝いました。お飾りの雛人形はお年寄りの手作りです。寝ていた孫を起こしてハイポーズ。「春よ来い。早く来い。歩き始めたタクちゃんがオンボへ出たいと待っている」

 
 
●、上巳節句祭 3月3日

この日は一般にはひな祭り、桃の節句と言われていますが、私の会では上巳節句として祭典を執り行っています。岡山、和歌山、奈良その他遠くから参加して頂きました。参列者の身代わり人形代を舟に乗せて祝詞奏上、桃の枝で体を祓い清める祭りです。祭典終了後古事記の黄泉の段掲載の桃の神を講読。食事は畑で採れた「白菜のごまあえ」「風呂吹き大根」、牡蠣と蛤を入れた「湯豆腐」に「釜揚げうどん」。竹林で採れた笹で作った笹茶。自家製の蓬餅。祭りで外清浄。食事で内清浄のお祓いをしました。

 
●、神道講座 伯家神道行法―十種神寶御法とはー

宮中に伝わった伯王家伝承の惟神道と物部氏に伝承された鎮魂呪法の始まりとその過程について、その違いを説明。又、伯家神道の行法とはそもそもどのようなものであったかを検証していきます。
「日 時」 3月25日(日)午前10時~正午
「場 所」 亀ヶ岡八幡宮 新宿区市ヶ谷 中央線市ヶ谷駅下車 
「参加費」 2000円 参加は誰でも自由。参加者はご連絡下さい。

 
●、熊野三山参拝 と 花山天皇行宮史跡の案内

―那智の滝のある奥山へ入山しませんかー
花山源氏である白川伯王家の初祖花山天皇が、熊野那智滝の奥山で籠山修行なされた行宮跡の史跡見学の企画をご案内いたします。同じく、熊野三山と神倉神社、花の岩屋神社、神ノ内神社、大馬神社を兼ねて参拝します。
那智の滝の奥山へ入れるのが、那智大社の那智の火祭り諸祭行事の為に、2月~4月までと限られていますのでこの季節にしか入れません。
○、花山天皇行宮跡は往復5時間かかります。山中で食事をしますので昼食の弁当、飲み物は忘れずに持参ください。

      
―――――{ 記 }―――---


[日 時] 3月31日(土)~4月1日(日)
[費 用] 宿泊費11,000円(飲み物別)
那智大社の祈祷料、道先案内人のお礼 一人3000円

*、詳細なこと知りたい人はご連絡下さい。日程表を送ります。

 

●、雛段飾り 2月4日

今日は立春。立春正月ですので神様に御祈りをあげた後に、私の家では立春節の日に毎年「お雛さん」を飾っています。それも代々我が家では男が飾るものとして伝統を守ってきています。目、口のある人形には水をお供えするという教えを守って、早速水と餅をついてお供えしました。皆さんの家では雛段飾りなされましたか。

 

●、「節会行事を楽しむ会」ひな祭りの案内

3月3日は「ひな祭り」「上巳節句」「桃の節句」「ひな遊び」と言われています。江戸時代の書物には神道行事の禊祓いの風習として記載されています。「楽古舎」のひな祭りも、神事の後に桃の船に人形代を乗せて川に祓い流す行事を行っています。参加は自由。参加者は2月28日迄に連絡して下さい。
「節会料理」甘酒、蛤料理、ちらしずし、餅、幕の内弁当などを用意。
「日 時」 3月3日(土)正午
「場 所」 楽古舎
「参加費」 5000円

 

●、神道講座―日本的霊性の発見―

漢学者で「字訓」「字通」の編者白川静氏は「太平洋戦争で日本は精神的支柱を失ってしまった。憲法も押し付けられ、政治経済まで介入された。しかし日本文化だけはかろうじて残った。終戦で失われなかったのは日本文化だけだ。此れを長く受け継いでいかなければならない。日本文化がなくなったら日本の精神はなくなる。日本国の存在はない」と述べておられる。
古き教え、文化を楽しむ会としてつけられた「楽古舎」では神道学を中心に日本文化、日本の精神を講話して活動しています。

○、「今月の講話」-日本人の死生観―
人生最大の別れである“死”については古今東西を問わず古代の人からのテーマでもありました。長い歴史の間、はっきりとされた解明がなされないままに今日まで来ています。
人間の死という直面から古代の人はどのようにして受け入れて来たのでしょうか。日本では神の死から始まります。死を忌事として生活の中に境を作り、生きている人は亡くなった人に祈りをささげてきました。
○、「日 時」 2月24日(土)午後1時~4時
○、「場 所」 東京教室 ジェリコ 東京都港区赤坂2-10-2 
銀座線溜池山王駅下車9番出口 りそな銀行裏
○、「会 費」 3000円

 

●、「ひふみ粥神事」1月8,14日開催

8日桑名道場、14日東京教室におきまして恒例の「ひふみ粥神事」を行いました。この神事は舎主が40年間続けている神事です。小豆粥を叶い棒でかき回しながら「ひふみ祝詞」を唱えるのですが、現行の神社神道では見る事のない古神道行事です。祭典はまず歳首に当たりまして参列者の家内安全祈願の祈祷を行い、次に「湯立て神楽」。煮え切った湯立ての湯を飲んで無病息災を祈り、次に「ひふみ粥神事」。お粥が出来ましたら神前にお粥をお供えして「福良雀の祝い唄」を参列者で歌いましてから直会式です。この神事に参列した人には「宝船」の絵符と「立春大吉」の門札をお渡ししています。

 

●、「生と死の日本文化講座」第14回―日本人の霊魂―

「講師」 永川辰男
「日時」 平成30年1月20日(土)午後3時~5時
「場所」 京都書店会館5階会議室(京都市中京区河原町通二条東入)
地下鉄東西線・市バス「京都市役所前」下車、河原町二条交差点を東へ30メートル 
「会費」 500円
「主催・連絡先」 NPO法人 たすけあひ機構 電話075-708-3705番

 

●、冬至禊行法 12月23日

当日午前6時起床。6時30分二見浦の海岸の波打ち際まで徒歩。御幣に降神して、全国より送って頂きました人形代を前にして大祓詞を1巻あげて祓いの儀を行い、鳥船行法を行って日の出とともに入水。海の中で大祓詞を3巻あげて祓い流しました。年によって風向きが違うのですが、今年は西風ですのでうまく沖へ流れていきました。その後身体を全部水につける海中に潜水。その後、東を向いて「天皇陛下万歳三唱」を行いました。65歳まで行う約束でしたので、今年をもって「冬至禊行法」は終わらせて頂きます。近江神宮を退職して毎年行っているのですが、今年で15年目の節目となりました。この禊行法は呼吸法を指導している名古屋のお医者さんから始まったわけですが、この日は「天皇誕生日」「冬至節」であると共に、今から73年前のこの日、東条英機はじめ6人が処刑された日でもあり、私自身の気持ちには鎮魂、慰霊の魂を鎮める日でもありました。禊終了後、二見の松下社、神宮内宮・外宮参拝(お神楽、御垣内参拝)後、解散しました。

 

●、「伊勢神宮参拝と冬至禊行法の案内 」

恒例の師走月の大祓式を兼ねた冬至禊行法を案内します。「浜下ろし」で清まれた純真無垢の身心で伊勢神宮を参拝します。 
「日 時」 12月22日~23日  23日午前6時30分 禊行法 
「費 用」 17000円 
「宿 泊」 ホテル清海 三重県度会郡二見町 
※詳細な事を知りたい人はご連絡下さい。案内書を送付します。禊行法の様子はナビ「お知らせ」「伝統医学の話」に掲載。

 

●、「椿竹林茶坐例会」初釜茶会の案内

「時間」平成30年1月7日午後1時
「場所」楽古舎(桑名市太夫)
「会費」1,000円
「講話」お年玉と歳神様.
当日は正月の祝い菓子として「花びら餅」を食べるのが習わしです。準備してお待ちしています。参加は誰でも自由です。堅苦しい茶会とは違いますので日本の礼法と文化を学んで下さい。

 

●、「ひふみ粥神事」の案内

「楽古舎」で40年前から続けている正月恒例の神事。「ひふみ…」を唱えながら「叶え棒」でかき混ぜながら小豆粥を作ります。できたお粥は皆さんで頂きます。誰でも参加は自由ですが5日前までにご連絡ください。
「時間」平成30年1月14日 午後12時30分
   場所、 亀岡八幡宮(東京市ヶ谷駅下車)
   参加費、 3000円...
「時間」平成30年1月8日 午前11時
   場所、 楽古舎道場(桑名市太夫)

 

●、三島由紀夫憂国忌 11月25日

三島由紀夫が自決して47年となる11月25日、東京教室会場の側でもあったので日枝神社裏の星陵会館に白菊を手向けに行ってきました。当時私は18歳、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で三島由紀夫がバルコニーで演説している姿が放映されています。当時から憲法改正派の私は時期尚早ではないかと思い無念の思いでした。ただ情けなかったのは、戦後日本を象徴するかのような演説を聞いている自衛隊隊員が笑っている姿が今もはっきり脳裏に残っています。

 

●、神祇官伯王家伝承鎮魂大祭 11月23日

古神道行法を行っている会員、門人の人達による恒例の鎮魂大祭を行いました。神祇官伯王家は明治時代の神祇制度改正までの800年間にわたり、宮中の神祇祭祀を司ってこられました。明治時代に廃絶となり、伯王家に伝わる神事もごく一部の人に伝承されてきました。当会では神祇官統領伯王家に伝わる鎮魂大祭を史実に基づいて斎行して来ています。今日は新嘗祭でもありますのでお粥神事を行って神前にお供えして、天岩戸神事で天の鈿女命が岩戸の前で行った「鈿女の舞神事」を行い、「玉結び神事」「魂振り神事」を行い、粥を頂き直会式を行いました。

 

●、葛城山入峰 11月11日~12日

11日早朝の雨を心配していましたが、葛城山登山口に着いたときは雨もやんで北尾根ルートから登りました。山頂は風が強く、昼ご飯を食べるのに手がかじかんで箸が上手に使えなく寒い中での食事でした。夜は葛城山ロッジで宿泊。早朝日の出を見るべく山頂に上がりましたが曇天で雲の隙間から光を見る程度でした。その日は山頂から竹ノ内街道まで尾根を伝わって歩き麓の當麻寺に参詣。今日まで公開の「當麻寺曼荼羅」を見ることができました。

 

●、京都の秋散策 11月5日

京都教室始まる前に早めについて東福寺参詣。虚無僧で有名な明暗寺で尺八の演奏をしばし聞いて通天橋へ行こうと思いきや、龍吟庵の特別公開。龍吟庵は東福寺第三世住持大明国師の邸宅跡。現存する日本最古の方丈建築。江戸時代初期の偃月橋を渡って、重文の玄関に入るとすぐに「無の庭」「龍の庭」「不離の庭」と続いています。昭和の天才作庭家重森三玲の名園中の名園と言われています。12月3日まで開設。

 

●、六華苑での茶会 11月3日

今日は文化の日。桑名の六華苑で茶会が行われ、娘と孫連れて行ってきました。三重の山林王と言われた2代諸戸清六の邸宅として大正2年に建造。鹿鳴館を設計で有名な英国人コンドルの設計の建造物として数少ない遺産です。お点前は遠州流と表千家の二席。孫もじっとお点前を観察。お釜の白湯を頂戴しました。

 

●、重陽節句―萱粥神事―10月1日

年内の五節句最後の重陽節句開催。新暦9月9日は萱の穂が出てなく、旧暦では穂が開き過ぎという事で毎年中秋の名月に合わせた日曜日に行っています。当会の節句は萱で粥を作るという極めて珍しい萱粥神事です。今では行われていませんが宮中行事の一つです。宮中祭祀の伯家神道に残されている神事です。
当日はナスを食べるミクチナスの風習があり焼きナス、水餅、蓬餅、里芋、栗ご飯で直会式。神前にお供えのススキで邪気邪霊祓いススキのお守り」を作製授与。このお守りは沖縄、台湾、中国にもあるそうです。

 

●、靖国神社参拝 9月24日

毎月1回上京の折には必ず靖国神社参拝しているのですが、今月24日には本殿前で宮城県の女川町獅子振りが奉納されてました。平成23年3月11日の東北大震災の大津波によって女川町では人口の1割が亡くなり多くの建物が全壊したそうです。その時に同じく伝統行事の獅子振りの笛、太鼓などの祭具も流されたそうですが、不思議にも獅子頭一つが流されずに残っていました。演出者が亡くなられたり、避難所生活の為に伝統行事も危ぶまれましたが、有志の人達によって女川町復興のために獅子振りにより津波の悪魔祓いの神事が復興されたそうです。

 

●、諏訪大社参拝 尖石縄文考古館見学  9月9日

秋晴れの中木曽路を走り、まずは諏訪大社参拝。朝早くから手水舎前で巫女さんが打ち水をしてくれて気持ち良く清々しく参拝させて頂きました。参拝後、茅野市尖石縄文考古館見学。縄文時代の古代祭祀を研究している私としては前々から行きたかったところです。偶然にも「八ヶ岳jomonライフフエステイバル」オープニングイベント開催と重なり、イベントに参加。イベントで入館無料が嬉しかったです。どんぐりで作った「どんぐりみそ汁」「どんぐりクッキー」を頂く。お昼は八ヶ岳山麓のソバ畑に囲まれた「そばきり喜蕎八」で本場の十割蕎麦を頂く。ーおいしいー本当においしい。近くへ寄られたらお立ち寄り下さい。おすすめです。

 

●、身曽岐神社参拝 9月9日

小淵沢の身曽岐神社へ26年ぶりに参拝。神社御鎮座間もなくの頃、関西の伯家神道の人達と参拝して以来です。坂田宮司さんとは40年来のお付きあいです。当時は宮司さんもお若く、共に鍋をつっき大いに酒を飲み、神道談話に夜更け遅くまで談じたものです。しかし、その当時の人もなくなり、私が神道談議で唯一心が許されるのが宮司さんのみになってしまいました。当日、神社所用がおありの所を、長々お邪魔させて頂き、懐かしい昔話に花が咲き又の再会を約束して帰りました。

 

●、「重陽節句祭の案内」

「日 時」、10月1日(日)午前11時  
「場 所」、楽古舎道場 桑名市太夫204 
「会 費」、5,000円 
「内 容」、この日はススキの穂と菊の花を神前に飾り、ススキの穂で尾花粥(萱粥)を作り、秋ナスを食べる風習のあるお祭りです。その他にもわが家の畑で採れた野菜料理を用意してお待ちしています。参加者は準備の都合がありますので9月27日までに連絡して下さい。お祭りの内容については、ナビ、お知らせで昨年の重陽の節句を検索して下さい。

 

●、「精神文化から学ぶ現代の生き方」

○、東京会場
「日時」 9月23日(土) 午後4時30分
「場所」 ジェリコ 東京都港区赤坂溜池山王
「参加費」 3000円

○、京都会場
「日時」 11月5日(日)午後1時
「場所」 護王神社 京都御所前
「参加費」 3000円

*、今月の講座 -「夢占い」-
人は寝ている時に色々な夢を見ます。楽しい夢、嬉しい夢、悲しい夢、寂しい夢、未知の世界の夢、行ったことのない世界の夢、夢を見るのは楽しいのですが、それが現実となった時は正夢となり驚かされます。夢占いは古代からありました。夢は知らない世界の予知ともなり、又はその人の心の中を覗かせてくれます。夢は魂が運んでくれるものとの考えがあります。その夢が宿っているのが枕です。枕にはその意味があります。
参加されたい人は1週間前の夢を書いて持参してください。夢占いをしてあげます。

 

 

●、空手道部夏季強化練習参加。8月4日

久しぶりに伊勢市にある母館皇學館大學空手道場を訪ね、夏季強化練習に参加してきました。先輩、同期生、後輩と練習しましたが、40年前の往年の力はなく年には勝てません。西村監督に空手の形の指導を受けましたが、私達の学生の頃に習ったのとは多少の違いがあり、桑名道場で子供を指導する上において良い勉強になりました。午後少し練習して、今日は夕刻7時より桑名の石取祭りの鉦鼓打ち始め祭で神社に出向。

 

●、入道が岳登拝―雲の上の人―7月30日

知人と椿大神社の奥宮がある鈴鹿山系の入道が岳に登拝。当日はあいにくの雨天。椿大神社本殿に参拝後、急坂の階段がある愛宕神社参道より北尾根から雨、霧の中を登りました。雨で足が滑りやすく、険しい山道、雨霧に覆われた神秘的な世界の中で予定より遅れて山頂に到着。山頂は雨が降ってなく、誰一人として人はいません。雲の上の人の気分で大祓詞、祝詞を奏上。下山は二本松コース。そこで思わぬヒルの攻撃を受ける。何匹も足にまとわりつき、引っ付いたら放れない。血を吸ったらなかなか止血しないしつこい吸血虫です。帰りも本殿に参拝して無事帰宅。足がガクガクうなっています。

 

●、第8回夏休み竹工作フエスタ ―竹で何ができるかなー

私が所属する桑名の竹林を整備する「桑竹会」では市内の小学生を集めて開催。約300名の父兄子供が集まりました。「竹ぽっくり」「竹トンボ」「水鉄砲」「紙鉄砲」「流しそうめん」など。子供達は元気です。服がずぶぬれになりながら水を掛け合い遊んでいました。
 

 

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