●、立春正月 2月4日

立春正月の朝のお参りが済んだ後にお雛様を飾りました。私の家では立春を迎えてからお雛様をお飾りするのが習わしです。私の家では1年を通じて神事を始め、祝い事のお飾りは女性が触るのでなく、男の仕事です。せめてもの女性への優しさでしょうか。今年は床の間の違い棚にお飾りしました。立春の節会らしく春を迎える華やかなお飾りです。

 
 
●、立坂神社節分祭 2月3日

桑名八幡立坂神社節分祭奉仕。午後4時より節分祭豆まき神事。孫も豆まき神事の豆拾いに来て、沢山の豆袋とお菓子を頂きました。私は午前9時から神社務めで厄除け祈祷奉仕、その後に午後4時より本殿前で天地四方清祓いの弓矢神事。それを合図に豆まき神事。午後6時からは我が家での節分祭。邪気、邪霊、病魔退散の庭火を焚いて、それを合図に「鬼は外 福は内」孫達の大きな声で今年もヨシヨシ。家内安全、無病息災。

 
●、ひふみ粥神事 1月14日

1月15日前後の日、粥占い神事、小豆粥神事を行う神社があります。楽古舎では今から40数年前から小豆粥神事を行っていますが、お粥を作る時に「ひふみ祝詞」をあげる事より「ひふみ粥神事」と言います。まず「湯神楽」を行い参列者を湯で祓い清めます。その後に粥の神事。「ひふみ」を唱えながら一人一人で交代で叶い棒を掻き回します。この神事はイザナギ、イザナミの国造り神話に由来する神事です。皆様の言霊の力によってテカテカに光り輝く小豆粥が出来上がりました。

 
 
●、第20回新春六華苑祭

桑名市文化協会主催の第20回新春六華苑祭に一弦琴を演奏してきました。明治時代の鹿鳴館などを作ったコンドル作製の洋館、和館併合の建物で、木材王と言われた諸戸清六の建物です。曲目は新年にふさわしく「初春」「鴛鴦」「千代之友」「須賀」新年初めての演奏です

 
●、伊勢太神楽舞い納め 12月24日

私が住む太夫鎮座の増田神社で行われる伊勢太神楽講社による伊勢太神楽の舞い納め。丁度日程が合いましたので、冬至節祭に参加された人を連れて家から100mばかしの増田神社へ案内。今から500年ほど前から伝承されているもので、江戸時代伊勢参宮が出来なかった人の為に太夫の神楽師が各地に赴いて神宮のお札をもって、各家のお祓いを行ってきました。1年に一度、講社の人が集まって増田神社に奉納する日が12月24日です。これまで見たことがない獅子神楽に皆さんには非常に喜んでいただきました。

 
●、冬至節祭と大祓式 12月24日

当会では一陽来復を願って冬至節祭の時に合わせて大祓式を斎行。まず、古傳神事に倣って1年間をお守り頂く神前の御神鏡に日の神に招き籠って頂く神事を斎行した後に、崇敬者より送って頂いた人形代にお香で清め、剣印祓いで1枚づつ丁寧に名前を挙げて清祓い。その間大祓詞を五巻奏上。次にお粥神事。黄色のお粥を禊祓詞を唱えながら調理。直会は「うん」がつくように「ん」のつく食材を七種類頂きました。大晦日に恵方に貼る「歳徳神」と「八つめ目神龍」のお札を授与。直会の後、今日は太夫鎮座の増田神社の祭典でそちらに移動。午後4時解散。

 
 
●、太安萬侶没後1300年特別展

養老7年(723)に亡くなった太安萬侶没後13000特別展を見学に橿原考古学研究所付属博物館へ行ってきました。多氏一族と古代祭祀を研究している私には非常に興味ある企画です。安萬侶が養老5年(712)に古事記を撰録編纂して奏上されたことは知る所ですが、その2年後に亡くなり、1979年奈良市此瀬町の茶畑で墓が発見されました。その時の発掘資料の見学ですが、改めて発見当時の火葬墓の実態が分かりました。その当時の埋葬として個人の遺徳をしのぶ墓誌が記載されるようになったことです。この墓誌に真珠玉が4個ついているのが分かりますか。何かおまじないようなものなのでしょうか。又、当時の風習として火葬墓であったことです。当然、安萬侶も火葬されています。その棺の周りに沢山の木炭が敷かれていたとのことです。写真掲載していますが、当時の消しゴムが刀子(とうす)です。当時は紙がなく木の板(木簡)に記載ですので、官人は字を間違うと板を削る刀子を常に所持していたそうです。それと羊の硯石です。硯石も官位があって動物の形の硯石は位の高い人が使っていたそうです。安萬侶像は多神社所蔵の木造です。

 
●、鎮魂祭斎行 11月23日

23日は新嘗祭です。その昔、前日に行われていたのが鎮魂祭です。楽古舎では午前11時から鎮魂祭斎行。当会の鎮魂祭は神祇官統領白川伯王家本に従って、古例に近い祭式で行っています。その特色として幽斎神事である「忌廻清廻の神事」「八足机の神事」「掛巻くの神事」「鈿女の神事」「御衣振動の神事」「招魂の神事」「玉結びの神事」など2時間かけての神事を斎行して国家鎮護、皇室の弥栄をお祈り致しました。和学教授所の伝統を正当に守る当会では毎年2回行われる審神者神事での斎行を一門皆様と執り行っております。

 
 
●、水墨画「画房 久久里」オンラインショップ開設

70歳を過ぎまして、長年の夢でもありました水墨画のオンラインショップを開設しました。販売できれば嬉しいですが、私自身の励みとなるために開設しました。趣味で描いておればついつい怠けてしまうので何か目的となるものがあればとのことから開設しました。どの位生きられるかは分かりませんが、これからの人生を水墨画と一弦琴の演奏を弾いての「文人画家」としての生活を送っていく覚悟です。  ネットショップ>

 
●、秋の味覚栗飯を味わう

鳥取大山から栗が送ってきました。早速夕ご飯に栗飯にして頂戴。その前に神様にお供えしてから頂きました。それというのは栗は作物の豊作に欠かせない木の実であり、食べ物と深い関わりがあります。古神道では豊作祈願に栗の木を使います。米作以前からごく一般的に食されていたのが栗、栃の実などの木の実であり、タロ芋などが抑々主食ではなかったかと思います。その名残が栗の実、栗の木を神事に使われたのかも知れません。

 
●、ー民間節会料理を楽しむ会ー重陽節句祭(萱粥神事)の案内

ススキの穂に神が宿る信仰からをススキを使っての萱粥を作り、その粥を頂く神事です。家内安全、福徳繁盛のススキ穂授与。当日は無病息災の秋ナスを食べる日で、それをミクチナスいいます。一般参加者も受け入れています。参加者は料理の都合もありますので9月27日までに連絡ください。
「日時」9月30日(土)午前11時(午前10時50分までに集合)
「場所」楽古舎 桑名市太夫
「会費」5000円
「参加人数」 15名

 
●、少数弦楽器の調べの案内

少数弦楽器の一弦琴、二胡、馬頭琴の演奏会を行います。お近くの人は静かなる音色をお聴きにおいでください。
「日時」 2023年10月1日(日)13時開場。13時半開演
「場所」 善光寺別院願王寺 名古屋市西区中小田井1-377
「入場料」 2000円
「定員」 20名
「問い合わせ先」伝統音楽普及会 久保 090-1822-1970

 
   
 
●、醒ヶ井居醒の清水

醒井の加茂神社に湧き出る名水で、古くは、「古事記」や「日本書紀」 にも登場し、日本武尊が伊吹山の邪気ににあって熱病に倒れた時、体毒を洗い流した霊水とも伝えられます。季節的には最後かなと思うのですが底に流れている川には全国的に有名な水中花の梅花藻の花が咲いています。
その後に醒ヶ井養鱒場でマス釣りです。孫達はマスを釣ったり沢蟹を取ったりしてはしゃいでいました。今晩は早速マスの焼き魚で一杯。

 
●、個展会場で一弦琴の演奏会でした

―墨と音の調べ―の個展も今日が最後、昨日は個展会場で一弦琴の演奏会でした。日本人が持つ大和心なる―もののあはれーを解説いたしました。私のとって水墨画と一弦琴は、私が文人画家として新たな挑戦していくのに欠かせないものです。これからの人生を生きてい行くのに確かな自信となりました。

 
 
●、水墨画個展開催 7月24日~30日

桑名にて10数年ぶりに個展開催。本日より30日まで開始致します。場所は「ギャラリー寺町」。29日は午後1時から一弦琴演奏で大和心なる「ものあはれ」についてのお話しさせて頂きます。お近くの人はお出かけください。

 
 
●、永川辰男水墨画展

「日時」2023年7月24日(月)~30日(日) 午前11時~16時 「場所」ギャラリー寺町 桑名市寺町17(0594-40-7211) 7月29日(土)13時 ギャラリー&トーク 一弦琴演奏ーもののあはれを語るー

 
 
●、七夕祭 7月8日

恒例の七夕祭斎行。当会では織姫、彦星の祭りでなく瀬織津姫、棚機津姫神の祭りで行っております。古神道行法による「忌廻り清廻りの神事」と「竹若の神事」を行いました。直会では忌廻リ清廻りの竹若の水を頂き、食事はコンニャクから食べるのが習わしです。というのはこの祭りは内清浄と言ってまず黒いもので体中の悪いものを流し、次に白いものを食べて清めるという直会の食事作法です。皆様が帰られた夕方は家族での「七夕祭」。孫達がお茶を神様に供えてくれた後に、家族のお茶をたててくれました。

 
 
●、玉鉾会-神道思想講座―

令和5年7月1日(土)午前10時から「神道思想講座」を開設いたす予定で日程を組んでおりましたが、皆様方の日程時間等のご意見を参考にして、且つ、皆様方が遠方より来られることを配慮しましてオンライン講座にすべき準備を致しております。暫くお待ちください。予定として8月開講の予定ですが開講については楽古舎ホームページのお知らせでご連絡いたします。

 
●、平泉選抜展最終日

平泉選抜展最終日の本日6月13日。絵画搬出の為に出品している上野公園内東京都美術館に行ってきました。平日に関わらず沢山の人です。
お昼は明治8年創業の韻松亭で昼食。ここも行列ができていて予約して良かったです。 

 
●、審神者神事物忌み神事斎行 6月11日

恒例の物忌み神事斎行。「口寄せ」「おさだて」といわれるものです。今年は女性二人が神代となり、火の神と水の神が出て頂きました。1年間の神事でも一番緊張する祭りです。世に伯家神道を名乗る団体はありますが、和学教授所の高濱清七郎伝承の物忌みの神事が残り、継承しているのは「玉鉾会」のみです。他にも玉鉾会には数多くの審神者神事が伝承されております。

 
●、玉鉾会-神道思想講座―

令和5年7月1日(土)午前10時から神道思想講座を開設いたします。
伯家神道行法の他に神道思想を学び、和学の道を研鑽するのが高濱清七郎以来の和学教授所の和学の教えであり伝統です。そこで伯家神道並びにご神名と関係する古典の事跡を学ぶために講座を開設いたしております。講座では1回から12回に分けて開催いたします。
参加は玉鉾会会員でなくても興味のある人誰でも参加出来ます。お行に顕われる御神名ですのでお行が進まれた人は必須の講座になります。

① 、古事記解読(神代七代) 7月4日
② 、古事記解読(上巻伊弉諾・伊弉冉) 8月
③ 、古事記解読(上巻) 9月
④ 、古事記解読(下巻)
⑤ 、日本書記解読(神代の段)
⑥ 、日本書記解読(下巻)
⑦ 、日本書記解読(下巻)
⑧ 、古語拾遺奉読
⑨ 、旧事記奉読
⑩ 、物部氏と十種神宝について
⑪ 、神祇祭司と伯家神道
⑫ 、伯家神道
*、参加者は事前にご連絡ください。ホームページ「楽古舎」のメールをご利用ください。
*「日 時」 毎月第一土曜日午前10時から午後4時まで。 但し変更がある場合もありますので確認して下さい。
*、「参加費」 5000円
*、「場 所」 楽古舎道場 桑名市太夫
*、筆記用具持参 昼食、飲み物持参
参加者はテキストとして「神典」購入 神社本庁
*、「神典」には古事記、日本書記、古語拾遺、風土記、延喜式祝詞などが掲載されていますので、神道を学びたい人には便利な書籍です。

 
●、念願の寸又峡温泉郷

5月29日~30日の間、念願の寸又峡温泉郷へ行ってきました。大井川の上流で至る所に山と山の峡谷に往来できる橋が架かっています。高さは10mから15m位でしょうか。テレビにも放映された奥大井サスペンスブリッジ恋愛事件「塩郷の吊り橋」と「寸又峡 夢の吊り橋」に行ってきました。「夢の吊り橋」の橋の真ん中で願いを掛けると恋愛が成就するとのことです。と言ってもこの年で今更ね。寸又峡とはどんな所なのか長い念願がやっと叶いました。

 
●、少数弦の集い 5月27日

毎年恒例の六華苑演奏会を五月晴れに恵まれて行いました。一弦琴を私が演奏。馬頭琴、二胡をさりーさんが行いました。今年は関東からノブさんが応援に駆けつけて頂き、オーストラリア原住民アボリジニの民族楽器デイジュリドウの木管楽器を演奏して頂きました。桑名では初めての演奏であり、桑名の人も初めて聴かれたのではないかと思います。会場は満員で盛況裡に終了いたしました。

 
●、端午節句祭 5月7日

5月5日に採取した山野草を調理して今年の端午節句祭を斎行。当会の端午節句祭は山野草の薬狩りの神事です。和方薬方神事です。柿の葉、雪ノ下、桑の葉は天ぷらにして、やぶからし、タンポポはおしたし。筍煮、たけのこご飯。その他らっきょ、蓬餅、アロエビラ、新玉葱とレタス、枇杷茶など、山野、畑で取れたものです。これらすべて薬草です。参加者は皆様これまでに食べたことがないものばかしです。食事の後は「ホツマツタヱ」の研究者である原田氏が祭典に参加されましたので、折角ながら「ホツマツタヱとフトマニを紐解く」の講演をお聞きしました。祭典に合わせたホツマから見る端午節句、ひな祭りの貴重なお話しでした。

 
●、岐阜県の養老の滝

岐阜県の養老の滝は有名ですが、その養老の滝の裏側の三重県いなべ市にあるのが白滝です。養老山頂を頂きとして北東が養老滝、南西が白滝です。そこで養老の滝を雄滝(表滝)、白滝を雌滝(裏滝)と言います。今日は孫3人を連れて山寺東林寺境内にある白滝へ行ってきました。人里離れた場所なのか雉、イトトンボ、イモリを見つけました。又、山野草のウラシマソウだと思うのですが自生していました。観光客も、誰もいない隠れた静かな場所です。

 
●、2023年平泉会選抜展出品の絵が出来上がりました

今回の私のテーマは「竹取物語」-篁―とカグヤヒメ―です。竹から生まれるカグヤヒメの誕生でなくて生まれる前の胎児の姿を現しました。展示会場は東京都美術館1回第3展示場(東京上野公園内)。会期は6月7日~13日です。

 
●、椿竹林茶会 4月1日

3年ぶりに楽古舎での茶会を開催。茶会の後に演奏会。一弦琴と二胡の演奏。点席は天ぷら料理。東京の老舗てんぷらの料理人で修行なされた職人の天ぷら料理。初めに八寸が出た後に生きエビ、琵琶湖産の若鮎、栗東産のタラの芽に筍、桜の葉で包んだ鯛、ナス、カボチャ、アスパラなど春の季節の旬を十分に堪能。やはり料理職人のお点前。これまでに味わったことがない最高の天ぷら料理です。最後の締めにこれまた初めて食べる天ぷら茶漬け。食後に近くの走井山の桜見。ここにも見納めの桜吹雪が舞い散っています。

 
 
●、三月巳の日祓い(中巳祓い) 3月21日

当会では毎年ひな祭り祭を「巳の日の祓い」として行っております。今年最初の祓いが「巳の日の祓い」です。人形代を船に乗せておはらいいたします。その時に包丁式を行い手を触れずにお供え物を調理していきます。祭典終了後、夕方に揖斐川に流しに行ってきました。直会でオーストラリア原住民のアボリジニが演奏するディジュリドゥを演奏して頂き、初めて聞きましたが良いものですね。

 
●、長崎へ 3月4日

甥っ子の結婚式が長崎の諏訪神社で行われましたので帰省してきました。実は私は大学卒業すると諏訪神社で奉職する約束で宮司、長崎短大の学長の紹介状をもって伊勢へ赴いた今から53年前の昔があります。懐かしさ一際で、社務所に上がってお話ししたのが思い出されました。現在の諏訪神社は色々な事情で神職も少なく奉仕者も手薄な少人数で行われましたが、長崎の人からすれば早く正常化して頂きたい思いがあると思います。諏訪神社のおくんちも53年間見ていませんので、親族に死ぬまでには見たいものだと酒席の笑い話で終始しました。

 
 
●、前近江神宮宮司横井家墓参 2月8日

毎月墓参していますが1月は忙しく立春過ぎて本日墓参いたしました。私がこんにちあるのは横井宮司のおかげです。当時は横井神道とか言われ、宮司秘書をしていた私は横井宮司から神道、霊学、言霊、人の運気の見分けなどあらゆるものを教えて頂きました。平成10年に亡くなられるとその翌年に私の奉仕も終わったとして近江神宮退職して桑名の家へ帰り、亡き後も月参りを欠かさず行っておりますが、近年は行けないときも度々あります。

 
 
●、多度大社参拝 2月7日

今年初めて多度大社参拝。お昼は神社近くの大黒屋で鯉料理を頂きました。昔の風情と佇まいを残す大黒屋へは久しぶりです。鯉のあらい、煮つけなど、その中でも始めて頂いたのは鯉の浮袋と鯉の白子。珍しくいただき1年長生きできます。感想はおいしかったです。

 
●、第35回平泉展閉会  2月6日

始めて出品しました平泉展閉会につき上京しました。東京での展覧会出品は初めてです。多くの人に見て頂き有難く思っています。

 
●、第35回平泉展搬入

本日平泉展に作品を初めて出品しました。国立新美術館の存在はこれまで傍を通ったりして知っていましたが、今回初めて入館しましたが建物の大きさにびっくり。今回「カヤノ姫」「透彫華曼」を出品。お近くの人は是非見に来て下さい。沢山の素晴らしい絵が展示されています。ついでに私も見て下さい。桑名へ帰りましたら猛吹雪でびっくりしました。

 
●、ひふみ粥神事 1月15日

1月15日は古い神社ではこの日に小豆粥神事を行っている神社が残っています。小豆粥神事は粥占いとも言われ、今年の1年間の作物、五穀の生産を占うものです。当会ではこの小豆粥神事を「ひふみ粥神事」と言って40数年間続けてきている神事です。小豆粥神事と違うのは、お粥を作る時に参加者で「ひふみ」を唱えてお粥を作ります。その前に行うのが「湯神楽」です。神聖な湯で参列者を祓い清め、湯を飲んで外清浄、内清浄を行ってからの「ひふみ粥神事」となります。祭典では「福良雀神事」「戌亥神事」を行い1年間を祈願致した後に直会。

 
 
●、冬至節祭並び大祓式 12月23日

今日は冬至節祭ですが、桑名は初雪の為に交通機関が乱れています。参加者は来られるのか不安でしたが交通の不便な中おいで頂きました。当会では冬至節と合わせて「一陽来復」の日に大祓式を執り行っております。人形代の各自の名前を挙げて剣印と息吹で祓い、お香でお清めしました。その人形代は夕方に揖斐川河口にて祓い流しました。食事は陽の気を持つ黄色の粥、「ん」のつく食事7種類を準備しました。天候不順の不安もありましたが今年も無事執り終えました。

 
●、芒神春牛図

10月の個展以来多忙に追われ筆を手に取る機会がなく、早くにも注文依頼を受けていた牛の絵がやっとかけました。
芒神 とは 中国神話に伝わる春の神で、青龍と同じく東方を司っている。芒神は古代中国神話中の木神(春神)で樹木の芽吹き成長を司るとともに、太陽は毎日早朝に扶桑(ふそう)
から昇ってくる。伏羲の補佐に加えて芒神はこの扶桑を管理している。「芒神春牛」とは牛に乗って東からやってくる春の神の事でめでたい絵です。ご依頼があれば販売いたしております。古代中国では聖人は馬でなく牛に乗っています。

 

 

●、宇宙芋(エアーポテト)

今年も宇宙芋が沢山実りました。これまでになく蔓棚を上部にしましたので、数にして100程なっているのではないでしょうか。エアーポテトと言うように宇宙船か、隕石に似ていることからそのように呼ばれているようです。東南アジア原産でヤマイモ科の植物。ポルフェノールが多いのでがん予防、老化を防ぐ抗酸化作用があるようです。又、カリウムは高血圧やむくみ予防によいそうです。

 
 
●、東京国立博物館150年展

東京国立博物館150年展行ってきました。玄関前の「ユリノキ」が奇麗に色付いていました。縄文文化、水墨画に興味があるのでそれを集中して見学。さて写真の埴輪ですが中近東の人の姿に似ていますが、埴輪文化時代に長い帽子被っていた人がいたのかという疑問が生じました。古典西洋画にも余り見かけないと思っているのですが。

 
●、~墨と音の調べ~永川辰男水墨画展

今月3~9日までの東京銀座水墨画展が終了しました。東京銀座での個展は初めてです。個展の為にこの1週間は東京詰めでした。日に2回の一弦琴演奏と来客者への接待で疲れ気味ですが、その分実りの多い個展開催でした。来客者並びに個展開催に協力して頂きました皆様にお礼申し上げます。来客者は日に30数名から40数名とギャラリーとしては沢山来られた内に入るそうです。絵も数万円から10数万円のものがまさかまさかの10点販売できました。これまでの個展では最高の売り上げです。感謝感謝!

 
●、重陽節句祭 9月25日

当会の重陽の節句は9月9日でなく毎年9月下旬の日曜日です。当会の重陽節句は「尾花粥神事」ともいって古式に準じて行っています。その尾花であるススキの穂が9月上旬にはまだ山野に出てこないので、9月下旬に行っています。直会食は神前にお供えしたものを頂戴します。料理は全て畑で取れた季節の野菜です。皆様おいしいと言って頂き完食して頂きました。帰りにススキのお守り、草餅、ヘチマの実を授与しました。

 
 
●、水墨画展の案内

10月4日からの出品する水墨画の裏打ちが出来あがりました。これらの絵は50㎝×80㎝の絵です。この大きさを12点、額縁6号を15点出品いたします。毎日午後13時、17時には一弦琴演奏(無料)しております。お近くの人は見に来て下さいね。

 
 
●、永川辰男水墨画展―~墨と音の調べ~

2022年10月4日(火)~9日(日) 午前11時30分~19時(9日は午後17時まで)
「場所」ギャラリ―枝香庵(東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビル8F)
神道、民俗行事と関係ある絵画を出品しています。会場では一弦琴の演奏も行っております。東京および関東にお住いの人は御観覧ください。

 
 
●、奥三河 石座神社(いわくらじんじゃ)参拝 8月11日

長篠合戦の徳川家康本陣跡を過ぎて石座神社へ参拝。神社の創始年代不明。本殿右手奥には、変わった形の「石座石」がある。背後の雁峯山の磐座信仰の神社だろうと考えられているが、由緒も不詳。その山中にも「石座石」という名の巨石があるらしい。『文徳実録』『三代実録』などの国史に神階授与の記事があり、『日本総国風土記』には、「石坐神社、圭田四十六束五宇田、所祭天雅彦也、大寶三年癸亥九月、始奉圭田行神事」とある。
興味があったのは鳥居横の小祠に「アラハバキ神」が祀られていることである。津軽の古代史に記載の神で、東北から関東に多く祀られている。西国では東海地方が西端であるとされ、愛知県に祀られている七社のアラハバキ信仰は三河地方に集中しています。「アラハバキ神」は種々の説があるが古代先住民の祖神ともいわれている。写真の小祠が荒波婆岐社です。

 
●、七夕祭斎行 7月9

皆様から送られてきた願い事の短冊を飾り七夕祭を斎行。当会では瀬織津姫をお祭りする七夕祭ですので、お祓いの祭りになります。七夕飾りの前で大祓詞、禊祓詞を奏上。夕刻には人形代を海に流しに参りました。今年はさりーさんが二胡を演奏して頂きました。演奏の間に歌占いです。食事は内清浄という事でお腹を清浄にする食べ物です。へちま料理、菊芋ご飯、蛤うどんなどと合わせて自家製の畑で取れたいわば夏の薬餌法の食べ物です。

 
 
●、蒲の穂

近くの沼に蒲の穂が生えていました。蒲の穂を見ると夏を認識します。同じく出雲神話の因幡の白兎を思い出すのも出雲神話は神話の中でも薬事法が多く書かれています。蒲の穂は蒲黄と呼ばれる生薬で利尿効果、止血薬です。穂は焼くと蚊取り線香の代わりで蚊が来なくなります。蒲がついた字にその形から蒲鉾、穂を包んだ蒲団があります。穂が爆発したら蚊取り線香、食材に利用しようと思います。

 
●、七夕節句祭

☆、「日時」 7月9日(土)午前11時~午後1時
午前11時、神事。歌合わせ神事。 正午、食事。
☆、「会費」 5000円
☆、「人数」 15名
☆、「場所」 楽古舎 桑名市太夫204
*毎年恒例の七夕神事を斎行。ご希望の人は願い事を書いた短冊を送ってください。家族全員、何枚でもよろしいです。七夕節句は、一般的には織姫と彦星が1年に1度出会う日とされていますが、当会では、神道行事として祓いのお祭りとして行っています。 神前に備えた竹に短冊を吊るした前で祝詞をあげて祈祷を行い、両方に分かれて「歌合わせ占い神事」を行います。供饌の麺は、清浄を表す白色の細い麺で体内の罪穢れを祓い流して清めるという意味があります。

 
●、「少数弦楽器の集い」6月25日

梅雨の合間をぬぐって数年ぶりに六華苑で演奏会を行いました。山林王と言われた旧諸戸邸宅です。私が一弦琴、サリーさんが二胡と馬頭琴を演奏。二弦で草原を走る馬のひずめの響きを表現され、衣装直しを2回もして頂きました。雰囲気が出ています。気持ちよく演奏ができた喜びを二人で味わった1日です。

 
●、少数弦楽器の演奏会の案内

重要文化財でもある桑名の六華苑で演奏会を行います。会場はテレビロケに使用され、テレビ、映画にも度々登場する明治時代の鹿鳴館時代を彷彿させる和洋折衷の建物です。梅雨のひと時しばし減の響きに耳を傾けてください。
「日時」6月25日(土)午後1時30分
「会場」桑名市 六華苑和室
「奏者」二胡・馬頭琴 久保さりー  一弦琴 永川辰男

 
●、熱海伊豆山興亜観音特別法用参列。6月3~4日

40年ぶりに熱海の伊豆山山中にある興亜観音にお参りさせて頂きました。三十歳代に参拝した折を思えば、昔の面影はありましたが当時よりは整理されておりました。興亜観音と言っても知る人ぞ知るお寺です。戦前に松井閣下が敵味方なく支那事変で亡くなられた日本人、中国人を弔っている寺で、第2の靖国神社ともいわれています。何よりも大東亜戦争で終戦後に処刑されたA級戦犯とされた東條閣下、松井石根閣下など殉国七士の遺骨を納めている日本に二つしかないその一つです。法要にお誘い頂き一弦琴の献奏を行ってきました。また今回は竹より湧き出る「神竹水奉献」の儀式でもありました。帰りに前日仕込んだ貴重な神竹水を頂戴致しました。明日は丁度楽古舎の「物忌み祭」ですので参加者に飲んでいただこうと思います。熱海へ行かれましたら是非お立ち寄りください。

 
●、富士河口湖周辺の御師を訪ねて その4 不動尊日代御子神社

最後にお参りした神社です。急な山道を上ったところに忽然と大きな岩が露出。ご神体は磐座信仰で獅子岩と言われる巨石。獅子岩は安産と火防の神とされています。日代と言われる古代史を勉強している人はすぐ勘が働くと思います。纏向日代宮と言って景行天皇です。その御子が即ち日本武尊になります。日本武尊は甲斐国と深い関わりのある神で信州の坂の神を服従させて木曽路から尾張に入り伊勢の地で亡くなります。その途次私の住む桑名に立ち寄り、その遺跡を今に残しています。

 
 
●、富士河口湖周辺の御師を訪ねて その3 徐福の墓

今から2千年前、秦の始皇帝の命をもって三神仙にある不老不死の薬草を探しに三千名の大船団で日本にやってきます。その伝説は日本のいたるところ80か所位あります。その一つが甲斐の国富士山麓の山中湖、河口湖周辺。この地に秦姓の名前が多いところを見ると神仙こそ富士山であったのです。この地方で徐福の一族が残したものが上質の「甲斐絹」(かいき)など、多くの伝説が残る所です。

 
 
●、富士河口湖周辺の御師を訪ねて その2 河口浅間神社と御室浅間神社参拝

「河口浅間神社」祭神は木花開耶姫命。河口浅間神社は西暦865年富士山噴火の鎮めとして鎮座。参道の前に伴氏先祖を祭る波多志神社がすぐ目に入る。本殿前にある「美麗石」(ヒイライシ)社殿創建前に築かれた古代祭祀跡のものではないかとされている。その時代からか神紋が八葉である。七本杉は樹齢1200年とされている。この神社前で活動したのが河口御師。
「御室浅間神社」富士山最古の社と言われ699年の鎮座。武田家三代の祈願所として有名な神社です。

 
 
●、富士河口湖周辺の御師を訪ねて その1

5月24日~25日、久しぶりに有意義な日を迎えさせていただきましたので、その見聞をご披露させていただきます。今回お伺いしましたのは御師宅に残されている神事調査の為です。大いに参考になりました。江戸時代の白川伯王家学頭の伝える古文献と和学教授所の教えを守る玉鉾会で行っている神事、祭祀内容のいくつか重なるところがありました。富士河口湖の御師の家でお祭り用の梓弓がありましたので家運隆昌の邪気祓いを修しました。合わせて御師宅の先祖への供養に一弦琴を演奏。演奏後富士吉田の御師宅へ伺う。どちらも神社の参道を中心に御師の家がある街の形態です。

 
 
●、ソラマメの収穫

今、ソラマメが元気よく空を見ています。そろそろ収穫です。ソラマメは食べごろになると空を見てくれますので分かりやすいです。それでソラマメというのですよね。孫たちが大好きですので喜んで作っています。食べる人がいるとやりがいがあるというものです。

 
●、端午節句祭(薬草祭) 5月5日

当会の端午節会は薬草祭の日です。中世期以降に定着して大陸伝来の端午節会ではなく、古代の薬猟の万葉秀歌に合わせた薬草祭を毎年限定15名で祭典を行っています。薬草と言っても道端に生えている野草です。当日はタンポポ、ヨモギ、ユキノシタ、ヤブガラシなど十種類の野草を調理しました。御下がりには邪気祓いの菖蒲と蓬、萱のお守り、蓬餅、柏餅をお持ち帰り頂きました。

 
●、端午節句の武者飾り 5月1日

今日から5月。月初めの御一日参りの神前にお参りした後に孫の端午の節句の武者飾りを並べました。健康で育ってほしいと願う家族の思いの祝いの飾りです。太夫鎮座の氏神の八幡神社の御守護を願っています。

 
 
●、桑名筍の旬

桑名の筍は市場でも有名な筍で名古屋、北海道、新潟、京都などに発送。今年はなり年、いわば表年で豊作です。取れすぎないのも寂しいですが取れ過ぎも迷惑です。次から次と雨降るたびにニョキニョキ出てきます。掘るのも楽しみですがどうも腰が痛くなりました。

 
 
●、端午節会神事の案内

年中行事である節会行事の端午節会神事を下記の通りに行いますので、皆様方の参加をお待ちしています。
○、「日時」 令和4年5月5日(祝日)午前11時~午後2時
○、「場所」 「楽古舎」桑名市太夫204
○、「会費」 5000円(食事代、飲み物その他)
○、「内容」
●、菖蒲飾りの作成。菖蒲飾りを神前にお供えして無病息災の神事。
●、耳くじり行事を行います。
●、薬餌料理、粽・蓬餅を食します。
〇、参加される人は食事の準備がありますので4月30日までにご連絡下さい。
「連絡先」楽古舎 電話 0594-21-5921番 メールでも受け付けております。

 
●、古典民俗楽器}一弦琴演奏会=「一弦琴が持つ精神世界」=もののあはれを語る

一弦琴の演奏と共に、現在の日本人が失いかけている日本の心である「もののあはれ」のお話を行います。
「奏 者」 楽風(永川辰男)
「日 時」 4月16日(土)午後1時
「場 所」 松本記念音楽迎賓館 Bホール
東京都世田谷区岡本2-32-15 電話03-3709-5951番
「参加費」 3000円
「定 員」 40名

 
●、上巳節祭 3月6日

巳の日祭斎行。昨日が上巳の日でしたが都合上本日行いました。ひな祭りではなく神道的な送り雛です。包丁式の後に人形代を桃ノ木の船に乗せてのお祓いです。祭典後の夕刻、送り雛で川に流しに行ってきました。

 
 

 

●、著書「伯家神道の道統」出版記念講演

幕末からの神祇官統領白川家に関わる人達と大変革をなした明治時代における神祇史。40年前に現在の伯家神道の流れの発端に関わった当事者としての立場から講演します。
〇、桑名会場
「日時」 3月12日(土)午後1時
「場所」 桑名道場  
「参加費」3000円  「人数」20名

〇、東京教室
「日時」 3月13日(日)午後4時30分
「場所」 江東区総合区民センター第5会議室(都営新宿線西大島駅出口A1分)
「参加費」3000円   「人数」60名

〇、京都会場
「日時」 4月2日(土)午後1時
「場所」 護王神社会館(京都御所前)
「参加費」3000円  「人数」30名
*、参加者はご連絡ください。

 
●、新刊本「伯家神道の道統」出版発売の紹介

著書「伯家神道の道統」の本を出版発売しています。
幕末から明治にかけての神祇官の動揺とそれに関わる白川家。明治時代に設定された神社神道の成立。翻弄された伯家神道と現代までの伯家神道の流れが一目瞭然で分かります。 目次の大要は以下の通りです。
第1章 伯家神道の流れ(白川家の時代)
第2章 和学教授所の設立(高濱家の時代)
第3章 和学教授所の道統(宮内・中村・安見の時代)
第4章 伯家神道伝承奉賛会設立(近江神宮の時代)
第5章 伯家神道は現在に存在するのか
第6章 これからの伯家神道
*、書籍代 2800円(含 消費税・送料無料)

著書ご希望の人は「楽古舎」「玉鉾会」のホームページからのメールにてご注文下さい。
   
●、大和路その2

壁画展見学の後、常設展「大和の考古学-目で見る日本の歴史―」を見学。展示は「旧石器時代~平安時代」までの奈良県出土の実物資料です。縄文時代に興味を持つ私は各地の縄文遺跡を見学していますが。奈良出土の縄文遺跡と長野の原村の尖石遺跡と比べると、はるかに尖石遺跡が精巧にできていることを考えれば民族が違うのか、原村周辺の遺跡は新しいのかも知れない。それか祭祀用と生活用の違いなのか。各地縄文遺跡には特徴がって面白い。当時の原住民族を見ることができる。

   
●、飛鳥美人に会いに 大和路へ

今回の大和路行きは飛鳥美人に会いに行くのがメーンでした。「高松塚古墳壁画50周年記念展」が橿原考古学研究所付属博物館で開催。高松塚古墳が発掘されて50年経つんですね。作暦の関係から事務局として発掘されて数回伺いました。天井の天文図は日本の緯度とは違うんですね。北朝鮮から旧満州にかけての天文図だそうです。というのはこの壁画を描いた人がそちらの出身ともいえるのです。足の大きさが11文ですから大柄の人と言えます。透かし彫りの金具は棺の前の飾り金具です。ふくよかな飛鳥美人、お多福様のような顔立ちです。当時の天皇も福を呼ぶ顔立ちを選んだのかなといつも一人思う。

   
●、橿原神宮参拝 2月8日

2月11日の紀元節祭を前にして、奈良橿原神宮へ参拝してきました。平日でもあるためか参拝者は少なくゆっくり参拝が出来ました。護国平安、国家安泰と天皇陛下の万歳長久を祈ってきました。写真に写っているのは授与所の後ろにある建物で京都御所の神嘉殿を移築したものです。現在は神楽殿となっています。神嘉殿とは天皇が神を祭る建物でここで神今食、新嘗祭などの神事が行われていた建物です

 
   
●、瀧蔵神社参拝 2月8日

気になっていた念願の瀧蔵神社参拝が叶いました。と言いますのは、この神社境内にある鐘楼の修復工事に30数年前に奉納金を納めたきりで、参拝依頼されながら一度も参拝していなかったのです。図らずも願いが叶い、誰もいない奥山に鎮座の本殿前で一生懸命大きな声をあげて祝詞をあげました。瀧蔵神社はボタンで有名な長谷寺の奥の院と言われている神社です。祭神はイザナギ、イザナミの夫婦神に速玉命を祀っています。長谷寺のみでなく瀧蔵神社までお参りしないと片参りとされて祈願成就にならないと言われています。何よりもこの神社で有名なのは樹齢400年の「権現桜」です。今度は桜が咲いている季節に参拝したいものです。参拝後滝倉の村へ降りると勧請縄が道路に下がっていました。勧請縄を見るのも久しぶりで、懐かしくまだ行っているところがあるのだと思い、思わず写真に収めました。

 
   
●、「節分祭」2月3日

今日は節分祭。我が家では昔より代々伝承されている、庭火を焚いてからその合図で豆まきをする風習です。その後に燃えた灰を踏みます。その後に家の中で息子と爺が鬼役です。鼻は殴られるし、足は蹴られるしでへとへとに疲れました。

 
   
●、「ひふみ粥神事」1月16日

日本古来からの伝承である小豆粥神事ですが、当会では「ひふみよ・・・」と唱えながらお粥をかき回すので「ひふみ粥神事」と言っています。神道行法として40年来続けている伝統行事です。祭典中に参加者に福が来るようにとの願いから「福良雀」の祝い歌を唱和。直会は正月と言えども精進料理です。皆様の家内安全、無病息災を祈念いたしました。

 
   

 

●、冬至節祭並び師走の大祓式 12月25日
楽古舎では毎年冬至節祭の一陽来復の日に師走の大祓式を執り行っております。今年も全国より人形代が送られて来ました。参列者も多くの人に来て頂き、祭典後の食事ではこの日に食べる黄色のお粥を作り「ん」のつく七種類の食事を頂きました。人形代の祓いは大祓詞を5巻のりあげる間に剣印で各人形代をお祓いいたしました。その後揖斐川河口に行きそこで大祓詞をあげて祓い流しました。
 
   
●、冬至節祭並び師走の大祓式 12月25日
楽古舎では毎年冬至節祭の一陽来復の日に師走の大祓式を執り行っております。今年も全国より人形代が送られて来ました。参列者も多くの人に来て頂き、祭典後の食事ではこの日に食べる黄色のお粥を作り「ん」のつく七種類の食事を頂きました。人形代の祓いは大祓詞を5巻のりあげる間に剣印で各人形代をお祓いいたしました。その後揖斐川河口に行きそこで大祓詞をあげて祓い流しました。
 
   
●、節会行事を楽しむ会 「冬至粥祭の案内」
「日時」 12月25日(土)午前11時
「場所」 楽古舎 「会費」 5,000円
一年の中で昼間の時間が最も短いために太陽のエネルギーが弱いとみなされました「陰極まれば陽きざす」。それを「一陽来復」と言います。太陽の復活を意味することから黄色い食べ物を食べる習慣があります。黄色は邪を祓い病気を取り除くとされています。当日は黄色のお粥と「ん」のつく七種類の食事を準備しています。当会ではこの日に1年間の大祓式を執り行います。
*、詳細については問い合わせください。
   
●、鎮魂大祭斎行 11月23日 )

本来鎮魂祭は新嘗祭前日に行われるものですが、当会では参列者の都合を考慮して毎年23日の新嘗祭の日に行っています。当会の鎮魂祭は白川家文書に従って古式の祭典を斎行しています。その日は嘗めの祭りですのでお粥を作り献饌。伯家神道の「忌廻り清廻り」の審神者神事での献饌。門人も大分と上達したものです。嬉しく思っています。

   
●、宇宙芋(エアーポテト)

今年も宇宙芋が沢山実りました。これまでになく蔓棚を上部にしましたので、数にして100程なっているのではないでしょうか。エアーポテトと言うように宇宙船か、隕石に似ていることからそのように呼ばれているようです。東南アジア原産でヤマイモ科の植物。ポルフェノールが多いのでがん予防、老化を防ぐ抗酸化作用があるようです。又、カリウムは高血圧やむくみ予防によいそうです。

   
●、白川伯王家鎮魂大祭

「日時」 11月23日(火)祝日 午前11時
「会費」 8000円 白衣白袴持参
玉鉾会における1年で大きな祭りが鎮魂大祭です。“恐れ多き”「祝の神事」を行うものとして謹みをもち、今上陛下の弥栄と聖寿万歳をご祈念申し上げる祭典として、欠かさずに行っております。鎮魂大祭は「宇氣伏の伝」「玉結びの伝」「布留部の伝」「振魂の伝」「神楽」で構成されています。簡略化されたものでなく、白川伯王家に残された故実に基づいて行っております。この祭典には一般の人の参加は受け付けておりません。玉鉾会会員並びに門人の奉仕による祭典行事となっています。

   
●、重陽の節句祭 9月26日

楽古舎では毎年9月中旬以降の日曜日に重陽節句を開催しています。9月9日にはススキの穂が出ていません。ススキを使っての萱粥を作り、福徳繁盛のススキ穂授与。当日はミクチナスを食べる日です。参加者皆様で楽しく過ごしました。

   
●、我が家の垣根にアケビが今年も実ってくれました。

例年よりは少なめです。明日26日斎行の重陽節句にお供えします。種子をつぶした「アケビ食用油」はかっては「食用油の王様」と言われた時代もあり、近年再び商品化されているようです。アケビは漢方で木通と言って利尿薬の生薬として有名です

   
●、鳥取県の大山・東郷湖へ行ってきました。9月8~9日

鳥取県の大山・東郷湖へ行ってきました。9月8~9日
芸術家で農業をやっている知人宅へ伺い、その足で東郷湖の側の今は亡き40年来の知人宅へお参りに行ってきました。偲びで伺ったものですからよくお参りした個所を回っても懐かしさがよぎりました。鏡のような東郷湖は御霊が日本海への出入り口と言われています。波騒がず、何も語ることなく、見る人の心のままに物言わず静かに何千年と人の流れを見てきたのだろうなと感慨深いものがありました。

   

 

●、孫娘の初誕生祝

3番目の孫娘の初誕生祝。お祓いの後に衣食住に困らないようにと願いから布団に包み、一升餅をリュックサックに背負わせました。力強く元気よく歩いてくれました。将来どのような仕事に就くのか職種を書いた10数枚のカードの中からクリエイターのカードを引いてくれました。器用なモノづくりの仕事に就くようです。じいちゃんの後を3人の中のどの子が継いでくれるのか楽しみです。

   
●、円空仏を訪ねて高賀神社参拝 8月11日

今日は円空仏を訪ねて岐阜県の洞戸へ行ってきました。円空は最晩年をこの地で過ごしたとの伝承があります。全国行脚して鉈とのみで掘った仏像が残されていますが、高賀山修験道本山の高賀(こうか)神社を訪れ修行したと言われています。最後の作と言われる「歓喜天像」を始め、多くの仏像が高賀神社に奉納され、本殿下の円空記念館に展示されています。いつ見ても円空さんの仏像には何か魂あるものを感じます。又和やかになります。何かを受けて入れてくれる親しみある仏の顔です。
高賀神社はご祭神二十三柱。創建養老元年(717)。修験道の山である標高1224m高賀山山麓にある神社で「高賀山大本神宮」ともいわれ、「妖魔退治伝説」でも有名です。
ついでに板取川で取れた天然アユを賞味してきました。「塩焼き」「味噌漬け」「煮込み」「天ぷら」「鮎茶漬け」など鮎尽くしで堪能致しました。

 
   
●、温泉神社参拝

1年に一度の長崎への里帰り。帰省の折にくつろぐ場所の一つに雲仙があります。雲仙の名のもとになったのが温泉神社です。その昔は四面宮、筑紫国魂神社とも言っていました。四面とは古事記に「次に筑紫の島を生み給う。この島は身一つにして面四つあり。即ち白日別命(筑紫)・豊日別(豊国)・速日別(肥国)・豊久士比泥別(日向)」とあり、九州総守護の神ともいわれている。神社の鳥居を出て地獄めぐりです。江戸時代初期、改宗する為のキリスト教迫害があった温泉でもあります。

 
   
●、八朔節の挙式 8月1日

8月1日八朔節に私の家で挙式を挙げました。時代劇にも出るように本来挙式は家で行わていたものでした。その古き形式を見たいという有志の人が集まり、厳粛な中にめでたく執り納めました。お神酒注ぎは孫二人が奉仕し、私は4年ぶりに「朝日舞」を奉納。その後、宴会で私は「黒田節による空手演武」「一弦琴演奏」「一献歌」「蒙古放浪歌」「やっとん節」。その他にも参加者による「フラダンス」「バンブーダンス」「篳篥演奏」「恋ダンス」「安里屋ユンタ」等楽しく終始し、11時から始めて気づくと5時を回っておりました。暑気払い、コロナ払いの挙式ととらえています。

   
●、甜瓜(まくわうり)の収穫

甜瓜の収穫が今最盛期です。私たちが子供の時代は安価であるために手頃な甘味として親しまれていました。野菜のようで野菜でなく、果物のようで果物でない食べ物かも知れません。平成時代以降は生産技術の向上でネット系メロンが安価になり、マクワウリを食べる人も少なくなり、若い人は知らない人が増えてきました。そういえば市場にも出ていません。いわば甜瓜はどこに行ったのだろうですね。日本における甜瓜の栽培史は20世紀初頭に導入されたメロンより遥かに長く、2世紀頃から美濃国(岐阜県南部)真桑村(現:本巣市)が良品の産地であった。甜瓜の名前は名産地の真桑村に由来します。この系統のウリが日本列島に渡来したのは古く、縄文時代早期の遺跡から種子が発見されています。古くから日本で食用にされ、古くは「うり」と言えば甜瓜を指していました。 他、アジウリ(味瓜)、ボンテンウリ(梵天瓜)、ミヤコウリ(都瓜)、アマウリ(甘瓜)、カンロ(甘露)、テンカ(甜瓜)、カラウリ(唐瓜)、ナシウリ(梨瓜)といった様々な名称で呼ばれています。私はメロンよりも甜瓜が好きです。懐かしさとともに、甘みが抑えられていてスイカと同じ夏の風物詩として食しています。

   
●、七夕節句祭 7月11日

全国津々浦々から送って頂きました願い事を書いて頂きました短冊を前にして七夕祭を行いました。当会の七夕祭は民間の七夕祭とは違い、古式に則った神道行法による祓いの祭事です。祭典後の食事は身体の中の祓いということで白いものを食べる習わしです。午前11時から始まり午後4時過ぎまで行い、そのあと参列者の祓いの人形代を海に流しに行ってまいりました。

   
●、物忌み神事斎行 6月12日

高浜清七郎が遺した和学教授所直伝「審神神事神傳相承」を唯一継承している「玉鉾会」の恒例行事「物忌み神事」口寄せ神事を斎行。全国より多くの人に参加して頂きました。「お道の行」が進まれた人が神代にお立ちになるのですが、今年は各家の御祖神がお立ちになり、それなりの成果を見るべきものがありました。

   
●、≪年中行事を楽しむ会≫「七夕節句祭の案内」

☆、「日時」 7月11日(日)午前11時~午後1時
午前11時、神事。歌合わせ神事。 正午、食事。

☆、「会費」 5000円

☆、「人数」 15名

☆、「場所」 楽古舎道場  桑名市太夫204 
参加できない人は、願い事を色紙の短冊に書いて送って下さい。家族全員、何枚でもよろしいです。当日皆様と一緒に神前に下げてお祓い、御祈祷致します。

7月7日の七夕節句には、一般的に天の川をはさんで、織姫と彦星が1年に1度出会う日と言われ、その日に願い事を書いた短冊を笹竹に吊るしておりましたが、近年、社会環境によってなされる家庭も少なくなってきました。
楽古舎道場では、神前に短冊を竹に吊るして、その前で祝詞をあげてお祓い、祈祷を古式に則って致した後に、歌合わせ神事を行い、お供えした麵を食します。清浄を表す白色の細い麺で体内の罪穢れを祓い流して清めるという意味です。その他に食事、お酒を頂き節会行事を行います。
*、参加者は必ず連絡してください。 

   
●、枇杷の実が私の家でも実りかけました

例年は数個を残して、後は全部カラスの食べられてきましたので、私達の口に入ることは先ず有りませんでした。写真のようにたわわに実る枇杷は初めてではないでしょうか。実った実から孫と頂いております。

   
●、今年も玉葱が沢山取れました

今年も玉葱が沢山取れました。私の家は玉葱料理が多いのでほぼ1年分の収穫です。今の時期の玉葱はそのままスライスで食べられるので早速頂きました。血液をサラサラにしてくれます。糖尿病の人も玉葱スライスで完治された人もおられます。

 
   
●、6月6日の演奏会

端6月6日の演奏会の打ち合わせのために六華苑へ孫と行ってきました。明治時代の鹿鳴館を立てたコンドル設計の洋館が後ろの青い建物です。そういえば一緒に来ている孫が1歳の時に演奏したのですから3~4年ぶりになります。

 
   

 

●、端午節会祭 5月5日

端午の節会というと武者人形を飾って男の子の成長を祝う祭りとされていますが、本来は薬狩りの日で、女性は野山に出て薬草を摘む日となっています。春は山草の採れる季節ですので、1年分の薬草を摘んだのでしょう。当会では菖蒲、萱、ヨモギで作った悪疫退散、無病息災のお守りを用意して祭典を行いました。祭典後の食事は「蓬餅」「筍ご飯」「天プラ(柿の葉・雪ノ下・新玉葱)」・タンポポと鎌綱の胡麻和え・春菊と蓬の鰹だし・キャベツとアロエベラ・枸杞葉入りのポテトサラダ・カブの即席漬け・枇杷酒・郁子酒・朱火茶・枇杷茶など薬膳料理を準備。これらは私の家の畑で取れた食材です。

 
   
●、少数弦楽器の集い

少数弦の楽器である「一弦琴」「二胡」「馬頭琴」の演奏会を桑名で行います。お近くの人で時間がありましたら演奏会でおいでください。会場は国の需要文化財「六華苑」で行います。明治の建築家コンドルが建てた建物で和洋折衷の建築物です。山林王と言われた2代諸戸清六の邸宅として大正2年竣工。映画のロケ地としてドラマに放映されています。

「日時」 6月6日(日)午後1時30分開演
「場所」六華苑(桑名市桑名字鷹場)揖斐川河畔
「参加費」無料。ただし入園料大人460円必要  「定員」50名
*、マスク着用願います。おしゃべりは注意してください。

 
   
●、筍が3月末から収穫されております

今年は裏年と言って取れない年なんですが、雨が例年より多いような気がするせいなのか嫌になるぐらい筍が取れています。毎日、筍の煮物に筍ご飯、筍のミソあえというように筍尽くし。おかげで快便です

 
   
●、端午節句の飾りつけ

大安吉日の今日の朝早く、孫の端午節句の飾りつけをいたしました。お雛様の飾りと入れ替えです。私の家では祝い事の飾りは男がするものとして、毎年私が行っています。これを飾ると5月のさわやかな風の音が聞こえてきそうです。

 
   
●、端午節会神事の案内

年中行事である節会行事の端午節会神事を下記の通りに行いますので、皆様方の参加をお待ちしています。
○、「日時」 令和3年5月5日(祝日)午前11時~午後2時
○、「場所」 「楽古舎」桑名市太夫204
○、「会費」 5000円(食事代、飲み物その他)
○、「内容」
●、菖蒲飾りの作成。菖蒲飾りを神前にお供えして無病息災の神事。
●、耳くじり行事を行います。
●、薬餌料理、粽・蓬餅を食します。
〇、参加される人は食事の準備がありますので4月30日までにご連絡下さい。
「連絡先」楽古舎 電話 0594-21-5921番 メールでも受け付けております。

   
●、春の茶会と演奏会 4月3日

恒例の茶会と演奏会を行いました。昨年はできませんでしたが、2年ぶりに開催。例年通りの桜の下では自粛でできませんでしたが、月遅れのひな壇の前で行いました。今年も名古屋の二胡の奏者の久保サリーさんが来てくれました。感謝です。

   
●、一弦琴演奏会 3月26日

久々の東京での演奏会。その日より3日間東京滞在。帰宅後次の日は京都出向ということで掲載が今になってしまいました。定員30名満席で無事終えました。机上にあるのは「伽耶琴」です。朝鮮半島伽耶国の楽器で韓国を代表する伝統楽器です。弦は12本。奈良時代に日本に伝わり正倉院御物にあります。一弦琴もきれいな音が出ますが、伽耶琴もきれいな音が出ます。早く着いて誰もいないときに試し弾きしました。しばらく演奏は休んでいましたが、これを機に一弦琴演奏再開で「もののあはれ」の感動を表現していきます。

   
●、「椿竹林茶会」と「桜見」のご案内

竹林と藪椿に囲まれた拙宅「椿竹林」にて、毎年恒例の茶会を下記の日程で開催致します。茶会の後に、弁当を持って桑名の桜の名所走井山へ移動して、そこで美酒を傾け演奏会を行います。御出席頂ける人は4月1日までにご連絡下さい。
「日時」 4月 3日(土)午前11時 (5分前には集合)
「場所」 椿竹林(永川邸)桑名市太夫204
「会費」 3000円 (食事代。茶菓子料)

   
●、新刊紹介 古気道健康法指導教本―その3「気の鍛錬法―用気法ー」発売

中国気功の動作と違った、わが国での気の鍛錬法です。家庭で誰にでも出来るように分かり易く説明してありますので、DVDと合わせて行うことができます。
内容
第一章、「我が国の気の感覚」・、「キ」と「ケ」の活用・、「ミ」の語源と働き
第二章、「人体の気」・、気と人体の関わり・、気の波動・、気の集中力・、気と脳の関係・、推力と抑力
第三章、「用気法の鍛錬法」・、姿勢、気の流れ・、用気法の座技・、用気法の立ち技
第四章、「用気法の活用」・、折れない腕・、不動体・、上がらない腕など
第五章、「施術への活用」その他
DVDと解説書付きですので、誰でも覚え安い様に説明しています。

●、購入は「楽古舎」へ電話、FAX。メールでお願いします。 電話・FAX0594-21-5921番
メールjgpdw440@yahoo.co.jp
●、お振込の確認後発送致します。
「振込先」百五銀行蓮花寺支店 普通口座268150 永川辰男
※続いて、次回発行の教本シリーズは「気の鍛錬法―霊動法―」 令和3年3月作成予定

   
●、古典民俗楽器演奏

「一弦琴がもつ精神世界」
=もののあはれを語る=
――playing by「楽 風 会」――

「一本の絹糸の音」は心を鎮め、心慰めてくれます。
琴板に弦が一本引かれている一弦琴は素朴で質素な楽器です。一本であるがゆえに、奏者の心の音が弦を通して響いてくるのです。音はその人の思い感情を表してくれます。この一本の弦から弾かれる小鳥の囀り、虫の音、川の流れなど、自然の音に心を澄ましてお聞きください。
古代中国では「養生の第一の楽器」として、隠遁者、文学者、吟遊詩人に愛用され精神楽器として扱われていました。絹糸から弾かれる哀楚を帯びた音色は人の心を癒してくれます。
当日は演奏と合わせて「琴の持つ精神性―もののあはれ―」を語ります。    
~~~<内 容>~~~
・[お 話](20分)・・「もののあはれ」-“感動を持つ心”―
・[演奏曲](45分)・・「須磨」、「無常」、「名月の賦」、「泊仙操」、「須賀」他。
・[琴による瞑想](5分)・・「かあさんの歌」
2021年  3/26日(金) 12時30分開演 
[場 所] 松本記念音楽迎賓館・Aホール  
東京都世田谷区岡本2-32-15 電話03-3709-5951番
[参加料]  2000円  
[定 員]   50 名 
[問合せ先] 「楽風会」永川 0594-21-5921・090-8552-592
ご連絡頂きましたら、案内チラシを送付いたします。

 
   
●、ひふみ粥神事 1月10日

正月の神社奉仕、新年挨拶、初釜茶会も終え、今日は正月恒例の「ひふみ粥神事」です。伯家神道を行ってから40年間やって来ている恒例行事であり、肇国の姿を取り入れた神事であり、コロナウイルスの社会事情と言えども国家安泰祈願も含まれているのでやめる訳に行きません。今日は鏡開きでもあるのでお供えの餅を砕いての神事を行いました。

 
   
●、沖縄シーサーの手に門松

門松を立てましたが、門の前に飾る事が出来ませんので、玄関に置いてある沖縄シーサーの手に門松を持たせてやることにしました。いつもは手持無沙汰ですので、ピースをしていて喜んでいるようです。

   
●、冬至節祭 12月23日

冬至は21日でしたが、楽古舎では本日行いました。「ん」がつく食べ物7種類と黄色のものを食べる習わしで、「黄色の粥」「筑前煮」「南瓜のいとこ煮」「大根煮」で冬至節祭の直会食です。合わせて一陽来復でこの日に大祓式を行い大祓詞を8巻ほど挙げ、一人一人の名を上げてお祓い致しました。その日の夕刻揖斐川で大祓詞を上げて祓い流しました。
因みに「いとこ煮」とは神仏の供え物を集めて似た行事が始まりとのことです。

   
●、「ひふみ粥神事」の案内

「楽古舎」で40年前から続けている正月恒例の神事。「ひふみ…」を唱えながら「叶え棒」でかき混ぜながら小豆粥を作ります。できたお粥は皆さんで頂きます。誰でも参加は自由ですが5日前までにご連絡ください。
「参加費」 5000円...
「時 間」 令和3年1月10日(日) 午前11時
「場 所」 楽古舎道場(桑名市太夫

   
●、12月初旬と言うのに・・・

12月初旬と言うのに、何を寝ぼけたのか、冬眠を忘れたのか。エンドウ豆の手入れをしていると珍しいことに蛙を見つけました。この時期に蛙を見るのは初めてです。暖冬と言うより気象異常ではないかと思います。私の畑では昼間暖かくなると蝶々が飛んできます。その被害が青虫さんです。ブロッコリーの葉を食べてしまいました。青虫さん寒くないのかと思うのですが、パクパク食べています。エンドウも蔓が伸びてしまい、これで雪降ると枯れてしまいます。そちらの方が心配です。

 
   
●、百日の歯固めの祝い

次女の孫が生まれて百日目。通過儀礼に従って「百日の歯固め」のお祝いを家族みんなでお祝い致しました。歯固めは健康長寿を祈るものです。お祓いの後に祝詞を上げて神様に孫の行く末をお祈りいたしました。爺ちゃんが祓いを唱えると、長女が祓い串を以って先に家族と次女をお祓いしてくれました。どことなく主役を姉ちゃんに取られてしまったようです。兄ちゃんは写真係です。禁酒の酒を久しぶりに堪能しました。孫のお蔭と喜ぶべきなのか、意志が弱いと言うのか。祝いが多いのも嬉しいものです。

   
●、節会行事を楽しむ会 「冬至粥祭の案内」

「日時」 12月23日(水)午前11時
「場所」  楽古舎  「会費」 5000円
一年の中で昼間の時間が最も短いために太陽のエネルギーが弱いとみなされました「陰極まれば陽きざす」。それを「一陽来復」と言います。太陽の復活を意味することから黄色い食べ物を食べる習慣があります。黄色は邪を祓い病気を取り除くとされています。当日は黄色のお粥と「ん」のつく七種類の食事を準備しています。当会ではこの日に1年間の大祓式を執り行います。
*、詳細については問い合わせください

   
●、紅葉狩りといなべ蕎麦の食事

三重県北勢の藤原岳の麓にある聖宝寺は紅葉の名所です。我が家より車で40分位の所にあります。数年ぶりに孫を連れてお参りがてら紅葉の庭園散策。その後、本命のいなべ蕎麦を食べに行きました。員弁は蕎麦の耕作面積は県内一です。蕎麦の茹で方が上手なのか、来た甲斐があった蕎麦の味でした。員弁は蕎麦の専門店が多く「いなべ蕎麦」はおいしいですよ。

   
●、楽古舎ユーチューブ

霊動法を「楽古舎ユーチューブ」に流しましたら多くの人から反響を頂きました。以外にも霊動法を知らない人が多いのには時代の流れなのかと思いました。そこで聞かれたのが「振動法」「霊動法」「ハフリの行法」の違いです。神道学に興味がある人はHP玉鉾会「神道の質問コーナー」を検索して下さい。分かり易く説明しています。又、霊動法についてはHP楽古舎「霊動法」を検索ください。

   
●、七五三詣

11月15日、今日は七五三詣でのお祝いの日、我が家でも孫達と孫の友達を呼んでの祈祷を行いました。普段はおとなしく神様の前に座っているのが、友達がいるとなると、おだってはしゃぎ回っています。爺ちゃんの祝詞の声がかき消されますが、神様は子供の笑い声が好きですからこれも良しとするかなと思います。

 
   
●、楽古舎教養セミナー第33回「ホツマツタエに伝わる太占図」

太占図の内容については今でも解明されておりません。太占図を理解するためにはホツマ暦が理解されていないとできません。11月にホツマ暦についての講座を開きましたが、それを理解しての講座へとなります。「太占図」「ホツマ暦」共に生前の松本善之助自身も分からないという事を手元にある機関紙「ほつま」に記しています。
「日時」12月20日(日)午後1時10分から午後4時
「場所」古石場文化センター第3研修室(東京都江東区古石場)
「参加費」2000円  「参加人数」18名
*、これ迄の楽古舎教養セミナーの講座を叢書として整理していきたい為に、セミナーは12月をもって暫く休会いたします。沢山の人達のご参加ありがとうございました。

   
●、宇宙芋の収穫。10月14日

今年始めて宇宙芋を収穫。エアーポテトと言うそうです。蔓に大きなむかごが出来るわけですが、それが普通長芋で見るむかごの大きさでなく馬鹿でかいむかごです。原産は東南アジアのようです。摩り下ろすと長芋を磨った様な感じですが粘りが強いです。味はむかごの味そのものです。ただ摩り下ろすと黄土色に変化しますので気持ち悪い感じを受けますが、その変色こそポリフエノールの豊富さ上です。ガン予防や老化現象を防ぐ抗酸化作用があります。その他に植物繊維、カリウムが豊富ですので健康食と言えます。

   
●、第32回「楽古舎教養セミナー」-ホツマ暦と古暦―

飛鳥時代より、我が国の暦は中国移入の中国暦を江戸時代中期の天保暦が出来るまで使用していました。いわば日本には暦がなかったとの考え方です。それは古代日本には文字がなかったと言う考え方から学説から除外されています。。しかし、ホツマツタエにはホツマ暦が記載されています。ホツマ暦に記載されていることが、中国の書物に古代日本の生活文化を記載している文章と似通っているところがあります。
「日時」 11月8日(日)午後1時10分~午後4時過ぎ
「場所」 古石場文化センター第一研修室 東京都江東区古石場
「参加費」2000円   「参加人員」18名

   
●、豊作のゴーヤ

夏8,9月の雨不足元気でないゴーヤが9月中旬の大雨で生き返り、遅ればせながら、今を盛りとして勢い良く育っています。ゴーヤチャンプルが有名ですが、塩揉みして水で洗ってあげると、苦みもなくサクサク感があっておいしいですよ。毎日食べています。ゴーヤの栄養はビタミンCが豊富で、他に葉酸、カリウム、植物繊維が多いことから特に女性の食べ物だと思います。

 
   
●、重陽の節句祭(萱粥神事)

楽古舎の重陽節句は萱、ススキのお祭りです。古代よりススキと我が国の生活文化には深い関わりがあります。この祭りで重要なものはススキなのですが、この季節になってつくづくと感じるのが、開発などで町里にススキが少なくなったことです。祭典後、我が家で採れた野菜での直会です。古代医療の薬膳と季節の物を神様に供えて感謝する「神人共食」を残す本来の祭りの体系を今に残す、珍しい祭りです。

 
●、楽古舎教養セミナー 第31回「日月神示と甲斐の仕組み」

「日 時」 10月4日(日)午後1時10分~午後4時
「場 所」 森下文化センター第2研修室 東京都江東区森下
「参加費」 2000円
「人 数」  20名
「内 容」 神のお告げに神示があります。天理教、大本教では「お筆先」と言います。神典研究家、画家でもある岡本天明氏が神懸り、自らの意思でなく手が勝手に動いて書かれた自動書記が「日月神示」です。神示の中に神の働きを仕組みとして江戸、尾張、鳴門の「海の仕組」と富士、甲斐の「山の仕組み」があります。甲斐の仕組みについての話を行います。

 
●、重陽節句祭の案内

☆、「日時」 9月27日(日)午前11時
☆、「会費」 5000円      ☆、「人数」 15名
☆、「場所」 楽古舎道場  桑名市太夫204
*、参加者は準備の都合がありますので9月24日までに連絡して下さい。
「重陽節句祭」 
節句の日は節日と呼ばれ季節の変わり目を表します。節句は節供とも書かれその季節に採れたものを神に供えて神と共に食べるのがお節料理です。陰暦九月九日の節句。九は陽数で、その九を重ねるから重陽と重九ともいう。この日は酒に菊を浮かべた菊酒を飲むことから菊の節句とも言います。
楽古舎の道場では、この日に「尾花の粥」と言われる「萱粥」を古式の神事に則って調理して食します。この粥は昔より無病息災の良薬と言われています。九月の三度の九日に食べる習わしにより、この粥の事を「ミクニチ粥」とも言います。他に茄子を食べますが、この茄子も「ミクニチ茄子」と言います。
電話0594-21-5921番 ・ 090-8552-5921番

 
●、長崎原爆記念日に思う 8月9日

今日は長崎原爆記念日。長崎出身の私は原爆をピカドンと言います。キリスト教国のアメリカが日本のキリスト教の聖地”ナガサキ”へ原爆を投下した日です。その時刻原爆投下の浦上天主堂では平和の祈りのミサがあげられていました。終戦後アメリカは直ぐに浦上へ入り破壊された天主堂から首だけのマリア像を本国へ持ち帰りました。それが返還されたのは近年の事です。浦上に落ちた為に回りを山に囲まれた長崎の町は全壊を免れ救われました。死者も半分で済みました。母がそこで死んでいたら私はこの世にいません。浦上天主堂のミサの祈りは神父と善良な信者さんによって自らを犠牲にしてキリスト教国の罪を受け入れられたのです。7月弟から母の名前が原爆資料館に刻まれたと連絡がありました。此れから永久に人々の祈りを受けられ我が家の一番の幸せ者です。被爆2世の私はこれから被爆地”ナガサキ”の語り部として核兵器反対を唱えていきます。
戦後、被爆された「浦上天主堂を保存すべき」運動が立ち上がり、当時の長崎市長田川務氏も乗る気になっていましたが、それが1955年アメリカのセントポールと姉妹都市提携に訪米した後、対米関係重視により中止となり、浦上天主堂の遺構は1958年撤去されました。当時の長崎市民は唖然です。その後の日本は対外的に自国主張がなされなくなったのはご存知の通りだと思います。東洋一の大聖堂と言われた遺構が現在残っておれば世界遺産であると共に核兵器反対の聖地であり、恐らく世界中の平和を求める人のメッカになったはずです。今の浦上天主堂は1959年完成の天主堂で、今から75年前犠牲になられたキリスト教徒がなくなったことも併せて知って頂きたいです。アメリカがなぜ隠したかったが分かるでしょう。戦争の無意味さを語っていきたいと思う被爆2世の語り部より

 
●、楽古舎教養講座 第30回―「風の神と風の祭り」―

「日時」9月6日午後1時~午後4時
「場所」 江東文化センター第2研修室 江東区東陽4-11-3
「会費」 2000円
「人数」 22名
「内容」 東洋医学からみた六淫六気と言われる風の感覚から、風は色々なものを運んでくると思われています。病気、作物、生活に欠かせない物には風の運んでくるものの影響を古代の人は感じていたのです。そこには民間信仰的な風の祭り、飛鳥の風の禍を防ぐために龍田大社の風の神が祀られました。、信州諏訪には古代風の祝(はふり)が置かれていました。又、風の神事がなされていたのです。そういった風の信仰は天武天皇と道教の教えにあるようです。子供の遊びの「トオセンボ」は風との関わりから生まれた遊びです。

 
●、夏野菜豊作

梅雨の長雨、日照時間がないことから市場の野菜高騰が言われていますが、私の家の野菜はEM菌を入れたぼかし栽培のお蔭か雨にも負けず沢山の野菜が豊作です。山に食料がなく猿の軍団がやって来てスイカ、トマトなど、トウモロコシは全滅です。泣き泣きの気持ちと仕方ないかなと哀れみの心で許してあげています。今は猿の軍団は市役所、警察のお蔭で山へ帰って行ったようです。野菜は食べきれないので来た人達にお持ち帰り願っています。

 
 
●、神道と医道の講座―「神々とウイルス」-

古代においてウイルスが流行る度に神への祈りが行われ、そこに神社が建てられました。神にも荒魂和魂という相反する魂の働きがあり、その働きによるものとの捉え方から神への祈りが行われました。我が国の古代天皇の祈りと合わせて神道学の立場から古代医療をお話し致します。
「日 時」 8月1日(土)午後1時
「場 所」 楽古舎道場  桑名市太夫204 
「参加費」 2000円    「定員」20名

「問い合わせ先」 楽古舎道場 
 
●、第29回楽古舎教講座 「信濃国の神々と天武天皇信濃遷都説」

壬申の乱後、奈良飛鳥に都をおいて伊勢神宮、大嘗祭などの神祇制度を確立した天武天皇は、晩年当時蝦夷の国である信濃への遷都企画を画策します。何故の信濃の国なのか、当時の信濃の国柄と合わせて信濃の神々についての講座。
「日時」8月2日(日)午後13時10分~午後16時30分
「場所」古石場文化センター第一研修室
東京都江東区古石場2-13-2 東西線「門前中町」駅下車徒歩10分
「参加費」2,000円   
「参加者」25名
「問い合わせ」HP 「楽古舎」「玉鉾会」メールでよろしいです。

 
●、奇跡の蘇生 子猫の命助かる

7月2日の朝、我が家の子猫クロが車と接触して道路の中央でグタッとなって倒れていました。舌を出して鼻から口から血を出してビクッとも動きませんが、かすかに息はしています。車を道路に置いたまま抱き上げて急いで家に帰り涼しい所へ置き、家内が病院へ連れて行きました。骨折はしていないようですが、かなり衰弱して今晩がヤマかダメかも知れないと医者に言われました。埋める穴でも掘っておこうか、明日葬儀場へもっていくかと案じていましたが、翌日も息はしているがうなだれたままで体は伸びて毛並みが寝ています。時々息苦しいのか猫の声ならず「グアーオ―」「グエー」「ガアー」と精一杯息しようとする声です。家内がミルクと子猫用の餌を口にもっていったりしています。私も背中胸を手でさすったり置いたりして「クロ頑張れ」と声をかけてあげました。どうせ亡くなるなら母猫、同じ子猫の側においてあげようと側においてあげると、なんと動物愛ですね。2匹の猫が手で抱いてクロを舐めたり体を温めたりして癒しています。感動的です。7月5日、そのクロがなんとこちらで「七夕祭り」を行った後に見に行くとヨロヨロフラフラしながら立っているではないですか。やがて一つ二つと餌を自らで食べ始めました。又また感動的です。「クロよう頑張ったね」と褒めてやりましたらやっとニャーと声を出してくれました。此の猫が生き返ったら奇跡だねと家内と話していましたがまさしく奇跡です。家内と2匹の猫のお陰で死の淵から生還です。生命の復活は寄り添う愛情と生きる力を与える祈りだと今更に知らされたクロとの数日間でした。クロを見て教えられたのは、現代人は寄り添う生活がなくなったのかなとヒシヒシと感じました。

 
●、棚織祭(七夕祭) 7月5日

参加者が出安い7月5日(日)に斎行。当会の七夕祭は彦星、織姫の祭りでなく、日本本来の祓いの行事としての棚織祭で川の神様をお招きして行います。川に棚を設けて川の祭りを行う祭りが本来のわが国の伝統です。そこで6月晦日の大祓式は行わずに、7月の棚織祭の時に行います。天気予報では雨ですが、なんとその日は桑名の周辺のみが丸く円を描いたように晴れマーク。暑くもなく湿り気もなく気持ち良い祭典が出来ました。この日は祭典中に歌合わせを行う行事を行います。天の川を挟んで両方に分かれて歌を作ります。傑作がいくつあるので下記に紹介いたします。祭典後の食事は我が家の畑の食材と、前日より作るこの日のみに食べる索米という食べ物で、奈良時代より瘧病を防ぐと言われています。
天の川の歌合せ(歌占い)
・、七夕の星に願いを奉り 日々の流れに思いをはせる
・、雨降りて大地の恵み畏みて 水の流れに身をや清めん
・、コロナ来て生活乱れる在宅勤務 笑って食べて笑って遊ぶ
・、七月の雨上がりに鶯の声 日々の苦しさ水に流さん(私の家では今でも鶯が鳴いています)
他にも素晴らしい歌が出来ました。

 
●、楽古舎教養セミナー東京教室 「ウイルスと時の気」

コロナウイルスがいまだ終息しておりませんが、ウイルスと人間の関係は太古の昔から続いている戦いでもあり、歴代の天皇を悩ませてきました。ウイルスは人間の体の内外に存在するもので、いわば私達はウイルスの中で生きているのです。そこには気の働きがコントロールされているのではないでしょうか。いわば体の内外の気の働きに寄り掛る人、掛からない人が出て来るのかも知れません。動物はかわいがる人には吠えませんが、それ以外でしたら吠え付き噛みつきます。ウイルスが時の気と言われるように人を選ぶものであるかも知れません。そこで昔の人がどのようにウイルスに対処してきたのかを神道的にお話し致します。
「日時」7月19日(日)午後1時10分~午後4時30分
「場所」江東区文化センター第一研修室 江東区東陽4-11-3 東西線「東陽町」下車1番出口徒歩5分
「参加費」2000円  「人数」20人...
*、申し込みはメールよりお願いします。
録音は固く禁じています。

 
●、息吹呼吸法京都教室の案内

「日時」 7月13日(月)午後1時~午後4時
「場所」 護王神社会館
「参加費」3000円
「内容」午後1時 講義。 午後2時30分 呼吸法教室
「講義内容」 「ウイルスと時の気」
コロナウイルスがいまだ終息しておりませんが、ウイルスと人間の関係は太古の昔から続いている戦いでもあり、歴代の天皇を悩ませてきました。ウイルスは人間の体の内外に存在するもので、いわば私達はウイルスの中で生きているのです。そこには気の働きがコントロールされているのではないでしょうか。いわば体の内外の気の働きに寄り掛る人、掛からない人が出て来るのかも知れません。動物はかわいがる人には吠えませんが、それ以外でしたら吠え付き噛みつきます。ウイルスが時の気と言われるように人を選ぶものであるかも知れません。そこで昔の人がどのようにウイルスに対処してきたのかを神道的にお話し致します。

 
●、≪年中行事を楽しむ会≫ 「七夕節句祭の案内」

☆、「日時」 7月5日(日)午前11時~午後1時
午前11時、神事。歌合わせ神事。 正午、食事。
☆、「会費」 5000円
☆、「人数」 15名
☆、「場所」 楽古舎  桑名市太夫204
*不参加の人は、願い事を色紙の短冊に書いて「楽古舎」宛へ送って下さい。家族全員、何枚でもよろしいです。七夕節句は、一般的には織姫と彦星が1年に1度出会う日とされていますが、当会では、神道行事として川の神様である瀬織津姫神の祓いのお祭りとして行っています。 神前に備えた竹に短冊を吊るして、そこの前で祝詞をあげてお祓い、祈祷を行い、その後、両方に分かれて「歌合わせ神事」を行います。古式の歌占いです。供饌の素麺は、清浄を表す白色の細い麺で体内の罪穢れを祓い流して清めるという意味があります。

 
●、新型コロナウイルスの悪疫退散祈祷の「疫病神祭」(伯家神道伝承神事)

5月5日の端午節句の薬猟の日を期して、日本国内、世界中に蔓延しているコロナウイルス撲滅の悪疫退散の「疫病神祭」を夕日の降ちを見計らって斎行。一週間前から「青柴垣の船」「柊の鉾」「五色弓矢」「諸々の御幣」等の作成。赤の御幣は「疫病神」黄の御幣は「煩主神」。上段に祀る神は本日の主祭神三座。その前にいるのが疫病神を送る主祭神の従者。いわば導きの神。
式次第は古伝伝承に準じて、先ず①「斎場忌火清祓」、②「主宰神三座の神が疫病神、煩主神を使いとして告り上げ奉る神事から入ります」、③「祝詞奏上」「河瀬の祓詞奏上」、④「三種禊祓詞奏上」、⑤「白川家伝承中臣大祓詞奏上」、⑥「五色弓矢神事」、⑦「国土八方清祓」、⑧「疫病神・煩主神と従者を船に動座」、⑨船の前で「祝詞奏上」。午後4時過ぎ揖斐川河口移動、⑩河口にて「吹き送り神事」「大祓詞奏上」「後手神事」(呪文奏上)。午後1時から初めて午後4時までかかる伯家神道として伝承されている「疫病神祭神事」です。「玉鉾会」には高浜清七郎から伝承されている和学教授所直伝の神事が数多く伝承され、神伝伝承を守る唯一の会です。この日は、当日桑名道場へ来れなかった全国の「玉鉾会」同門の人達もそれぞれの個所で祭典時刻に合わせて国の大祓いを上げて頂きました。逸早く悪疫退散して平穏無事な生活に戻って頂きたいと願う国の大祓いです。

 
●、春の食材。エンドウ豆

今我が家の春の食事というとエンドウ豆の収穫です。実エンドウはまだですがサヤエンドウとスナックエンドウが採取されています。きれいな花を咲かせているでしょう。白い花は実エンドウ、赤い花はさやエンドウの花です。植物は例年変わることなく春を告げてくれていますが、世の中は暗い話ばかりです。早くグリーン・ピースにならないかなと思います。

 
 
●、桑名の筍

桑名の名産というと蛤と言われますが、タケノコも有名で名古屋、京都、北陸、東北、北海道へ発送されています。今年は大豊作で、嫌になる位次から次と顔を出します。私も3月中旬から竹林に入って400本から500本位掘り起こしました。毎日筍ご飯から始まり筍料理ばかりです。妙に肝臓の調子が良いのは筍のお蔭なのかなと思ったりしています。

 
●、端午節会神事の案内

年中行事である節会行事の端午節会神事を下記の通りに行いますので、皆様方の参加をお待ちしています。今年の神事は、現在、世界中にコロナウイルスが蔓延していますので悪疫退散の祈祷と合わせて行います。
○、「日時」 令和2年5月5日(祝日)午前11時~午後2時
○、「場所」 「楽古舎」桑名市太夫204
○、「会費」 5000円(食事代、飲み物その他)
○、「内容」
●、菖蒲飾りの作成。菖蒲飾りを神前にお供えして無病息災の神事。
●、耳くじり行事を行います。
●、薬餌料理、粽・蓬餅を食します。
〇、参加される人は食事の準備がありますので4月30日までにご連絡下さい。
「連絡先」楽古舎 電話 0594-21-5921番 メールでも受け付けております。

 
●、楽古舎教養セミナー第26回「死からの復活とミタマフリ」(古代の死生観)

古代の人は生命を「タマ」としてみていました。「タマ」には「死」への感覚がなく、いずれも再び戻ってくるという事から、生命復活の儀式として―ミタマフリ―と言う日本独自の呪法が生まれました。仏教では死んだら仏様と言いますが、神道では「ミオヤ神」として祀られます。いわば「氏の神」です。生きた「タマ」は現世の人の守り神として鎮まるのが氏神の神社の存在です。
「日 時」 4月19日(日)午後1時10分から午後4時30分
「場 所」 東大島文化センター第一会議室 江東区大島8-33-9
「参加費」 3000円
「人 数」 40名

 
●、赤玉神事(富福祭)

神祇官統領白川家の神事伝承の一つに、江戸時代に京阪神の商家の人達に「富福祭」と言った商売繁盛祈願祭を行っています。当会では高浜清七郎の流れを正当に継承していることより、春の気が立つ立春を過ぎての好日を選んで土を掘り起こしての神事を行います。伯家神道神事は御霊代の赤玉製作に手が込んでいるので沢山は出来ませんが、参列者にお持ち帰り頂きました。

 
 
●、楽古舎教養セミナー第25回 -「皇朝古医道と古神道行法」―

楽古舎教養セミナー第25回 -「皇朝古医道と古神道行法」―
セミナーでは神道学、霊学、陰陽学、古医道等についてこれまでの定説と違って少し奥に入り込んだ秘話的な話を行います。第25回は古代日本に存在した呪術医療としての十種神寶行法と合わせて皇朝古医道についてのお話です。
〇、[桑名道場] 桑名市太夫204 3月21日(土)午後1時~4時  会費2000円 人数20名
〇、[東京会場] 東大島文化センタ―第一会議室  江東区大島8-33-9
都営新宿線「東大島」駅下車 大島口出口徒歩5分 
「日時」3月22日(日)午後1時~4時 「会費」2000円 「人数」40名
〇、「問い合わせ先」 楽古舎 メール又は電話にて受付しています。
電話0594-21-5921番

 
●、桑名聖天の節分祭 2月3日

桑名聖天の節分祭に孫を連れて初めて行きました。人にもまれて必死で福豆を20袋ゲット。その袋の中に賞品引換券があり、なんと開運厄除箸、開運杓子、福の実の三品が当たりました。今年はありがたい年になりそうです。豆拾いは人生で初めてですが、必死で拾う気持ちが分かりました。人間の本性を見る思いで、他人を押しのけて迄取る姿は本来の人間の闘争本能なのでしょうか。腰曲げている80歳ぐらいのおばあさんが突然人を押しのけている素早い動きには感服。夜、孫達と家で「鬼は外福は内」と孫が大きい声出して豆まきをしました。私の家の豆まきは枝葉を燃やしてパンパンと音を出して豆を撒いて鬼を追い払います。

 
 
●、千倍稲荷社の鳥居奉納

鈴鹿市にある久留真神社の摂社千倍稲荷神社の赤鳥居を奉納。10年前に奉納したのですが雨風で損傷してきたので新たに奉納致しました。一粒千倍と言われるように御利益のあるお稲荷様です。3月の初午祭までに建立出来て安心しました。久留真神社は白子の氏神様として家内の先祖代々御神稜を頂いている神社でもあります。

 
 
●、振動療法の案内=「古医道と振動療法」=

気血の流れを良くしてあげる対処法の一つに振動療法があります。当会では指導する振動療法は機械器具からの振動、波動ではなく施術者自らの手技療法の指導です。自らで行う事により、患者へ対する手加減が分かり、安心安全かつ、手技療法により患者の心身状態を知る事が出来ます。何よりも振動療法を行って行く中にESP能力(超感覚的知覚)が研ぎ澄まされることです。気の鍛錬もそうですが、人間の頭脳、体の運動は使わないとその機能は低下してきます。
振動療法は「振動医学」として、今後の療法に活用されて行く要素を十分に含んでいます。

東京教室
「日 時」 令和2年2月16日午前10時10分から午後4時
 「場 所」 貞准武館 東京都墨田区横川3-10-4 鎗田ビル1階
押上駅(スカイツリー前)B2出口・JR錦糸町駅北口出口徒歩10分
桑名道場
「日 時」 令和2年3月1日午前10時から午後4時
「場 所」 「楽古舎」桑名道場 桑名市太夫204

 「内 容」 

午前中 講義
午前10時10分~正午(お昼休憩)

  1. 振動療法と現代医療への活用
  2. 我が国の伝承の振動療法
  3. 振動法と霊動法の違い
  4. 振動療法の各症状への適応性
  5. 振動療法の注意点

午後 実技
午後1時~午後4時

  1. 発声法からの振動法
  2. ミイブキ行法
  3. 受動法・自動法による振動法
  4. 振動療法の各症状への適応性
  5. 振動法による施術法

 *、

会場への人数限定がありますので、興味がある人は早めにご連絡下さい。人数がみたりましたら恐縮ながら次回の参加をお願い致します。

 *、

当会では振動法と霊動法とを区別して指導しています。一般的には振動法が振動療法として活用するのに理解しやすいです。

 *、

振動療法、呼吸法などに興味がある人はホームページ「楽古舎」を検索して下さい。

 *、

振動療法を深く学びたい人は「振動療法教室」を開催しております。

 「問い合わせ先」 楽古舎 桑名市太夫204 0594-21-5921番
質問等についてはメールでも受け付けております

 
●、横井家墓参 1月25日

1月の行事も漸く落ち着き、今日は家族みんなで、近江神宮2代宮司の眠る横井家墓参に行って来ました。私の家から20分ほどの木曾川沿いのお寺です。今の私があるのは横井時常氏のお陰である事を忘れることなく、48歳に桑名に帰りましてから欠かさず墓参しております。かれこれ20年になるんですね。墓前では必ず孫に爺ちゃんがお世話になった人ですよと言って手を合わしています。墓参後はお千代保稲荷に行くのが恒例の順番です。出店では何を買うでもなく気が付くと孫の物ばかり買っていました。

 
●、ひふみ粥神事

正月恒例の「ひふみ粥神事」を東京教室では1月12日、桑名道場は13日に行いました。始めに湯立て神事を行い、煮え切ったお湯を飲んで内清浄を行い、続いて「ひふみ粥神事」です。参列皆さんで「叶い棒」をかき混ぜますが、これはイザナギ、イザナミ神が天の浮橋からヌボコを取ってかき混ぜる国作りに倣った神事です。出来上がったお粥をお供えして「福良雀の神歌」「戌亥の神歌」の言霊を上げて、「酒祝ぎ」を唱えて直会です。当会の「湯立て神事」は笹葉でなく杉の葉で行っております。一つはフイットンチッドの杉の芳香による祭場の祓いであると共に、湯立てのお湯を飲むことから杉精油の効能を直に頂くものです。杉の香りは体をリラックスさせて鎮静させる作用があります。。そこで香料、線香の原材料となっています。飲料すると杉精油の効能により、血圧降下作用、抗ストレス作用、強壮、胆汁分泌作用などがあります。当会では古医道を提唱している事より自然界との関わりを優先した神事を行って来ております。

 
●、神道と医道の講演

「日時」1月11日(土)午後4時30分
「場所」ジェリコ 港区赤坂 溜池山王駅より2分
「会費」3000円
「内容」第13回「呼吸法による心身療法」-精神衛生法―今を生きる―「心学と神学」
人間は過去の生き方が間違ったからこうなったとか、過去の努力が報われたて今の自分があるとか、とかく過去を振り帰るものです。そして将来の夢を見ますが、悪戯な月日の中で挫折する人もいます。その瞬間が“今”です。神道では”中今の思想”と言って今が明日に繋がる生き方を述べています。此れは心身療法にとっても大切な思想です。

 
●、神道講座

「日時」1月12日(日)午前10時~11時30分
「場所」亀岡八幡宮会館 新宿区市ヶ谷
「会費」2000円
「内容」第22回「八」の数霊を持つ八咫鏡
日本人の数霊に「八」があります。日本の国を大八洲と言う様に神代の神話においても「八」の数が多く使われています。とりわけ出雲神話と「八」は見逃せません。その中でも神鏡「八咫鏡」はその鏡の中に陰陽五行説が仕組まれています。その仕組みは陰陽学の根本である「八方」「八風」の宇宙観を表しています。

 

 

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